- 本の紹介
- より詳しい内容を、本誌ウェブサイト(https://www.chuokeizai.co.jp/bjh/)にて紹介しています。
【特集1】
許諾対象別
ライセンス契約の手引き
「ライセンス契約」と聞いて,何を思い浮かべるでしょうか。特許,商標,ノウハウ……いずれもライセンス許諾対象の主たるものですが,近年デジタル化の流れをくみ,新たなライセンス形態が次々に登場。AI・データを扱うユースケースの増加,フリーソフトウェア(OSS)の活用拡大,サブカルチャーの盛況などを背景に,産業ごとの個別論点も浮かび上がっています。
本特集では,トラブルケースを想定したライセンス契約の基本,そして一歩進んだ応用テクニックまでを集約し,知財を最大限に生かすための法務戦略を提示します。
【特集2】
株主総会直前対策
2023年度6月株主総会を迎えるにあたり,総会資料の電子提供はもちろんのこと,総会に関する取扱事項の増加には注意が必要です。コロナ禍においてイレギュラーな対応に追われたのも束の間,株主提案の影響力が増し,そのうえ「変化球」ともとれる質疑を繰り広げる株主への対応など,総会運営は依然,一筋縄ではいきません。
詳細な実務動向は本年3月号で解説しているため,本特集ではもう1つアクセントをつけて,現場感満載の総会実務に迫ります。
【特別企画】
日本企業が知っておきたいEUビジネス法
強大な影響力が「ブリュッセル効果」と評されるなど,その主体である欧州の法改正・ルールメイキングの動向は日本企業であっても必ず押さえておくべきでしょう。とりわけ人権・サステナビリティ分野におけるDD指令案やデジタルプラットフォーマー規制に関しては,現地子会社のみならず,サプライチェーンとしての対応が求められる場合があります。
実務対応に迫られなくとも,「うちはドメスティックな企業だから関係ない」と見過ごすのではなく,EU法に学ぶ意義は大きいです。
【新連載】
・考える法務――基本と初心とささやかな試み
・IPO準備における会社法の基礎
・ストーリーでわかる 労働審判の基本
【特別収録】
・第52回ビジネス実務法務検定試験Ⓡ 1級 本試験問題