- 本の紹介
- より詳しい内容を、本誌ウェブサイト(https://www.chuokeizai.co.jp/bjh/)にて紹介しています。
【特集1】
生成AIの法的ポイントと内部規約を検討する
技術の急速な発展に伴い,AIも実用に堪え得る性能を持つようになってきました。特に,プロンプトを入力することで文章や画像を生成できる「ChatGPT」「Midjourney」をはじめとする「生成AI」はさまざまな用途への活用が可能であり,今後の業務の効率化等にあたり避けて通ることができない技術といえます。
一方で,生成AIに関係する法的問題の検討はまだまだこれからであり,使用にあたっての内部規約の検討もその前例の少なさから困難であろうと思われます。
そこで,本特集では生成AIの法的問題と内部規約について事例ごとに検討します。
【特集2】
消費者契約法改正後の実務点検
令和4(2022)年に消費者契約法が改正され,本年6月1日に施行されました。今般の改正では,8条3項の新設により「サルベージ条項」が無効とされるなど,実務上の見直しを要する点が少なくありません。また,事業者の各種対応におけるいわゆる努力義務が拡充されましたが,そもそも努力義務はどこまで遵守すればよいか,という疑問が浮かぶのではないでしょうか。
オンラインビジネスにおける注意点も解説した本特集で,令和4年改正の点検を行いましょう!
【特集3】
「いつか出会う」に備える
不動産事件簿
筆者らは,依頼者が所有,管理または賃借する不動産に係る相談や裁判への対応を日々行い,これまで数多くの「事件」と出会いました。その一部を,基本的な事項の解説も加えながら「事件簿」としてご紹介します。
【新連載】
・その広告大丈夫? 法務部が知っておくべき景表法の最新論点
・海外契約条項の「知らない世界」
【実務解説】
・2023年6月総会レビュー
――総会資料電子提供制度の初年度を迎えて
・企業法務につながる「相続登記の申請義務化」
・企業が贈賄を要求された際にとるべき対応とその準備
・令和4年度主要企業結合事例にみる公取委の審査基準の動向
【特別収録】
・ビジネス実務法務検定試験Ⓡ 2級演習問題