- 本の紹介
- より詳しい内容を、本誌ウェブサイト(https://www.chuokeizai.co.jp/bjh/)にて紹介しています。
【特集1】
社内規程「見落としポイント」総点検
ビジネス環境は日々変化を続けており,法令やガイドラインの改正が目まぐるしい昨今です。データの管理やハラスメント防止など,社内ルールで規定すべき内容は増え続ける一方……でもそんなときこそ,法務の腕の見せどころ!
本特集では,見落としがちな点を中心に,社内規程を見直すためのポイントをご紹介します。法改正や実務動向をふまえ,必ず整備しておきたい規程を取り上げています。便利なひな形も多く掲載しているので,ぜひお役立てください。
【特集2】
デジタル化・AI活用の波を乗りこなす
株主総会2024
2024年度の6月株主総会は,準備段階から「コロナ禍明け」として迎える久々の総会となります。総会資料の電子提供制度が始まってから1年が経過し,送付物への対応を改めて検討している読者の方も多いのではないでしょうか。
また,2023年はAI技術の発展を目の当たりにした年でもありました。それら最新のデジタル技術を総会実務でも使用する日は確実に近づいてきています。
今年の総会特集で,「いま」に加えて「未来」の株主総会を展望してみましょう。
【特別企画】
山口利昭「2023年に起きた企業不祥事とコンプライアンス強化へ向けた示唆」
2023年に世間で話題となったコンプライアンス問題は,不祥事を発生させた組織だけでなく,当該組織と関係を持つ他社においても有事対応が求められることを認識させる。企業価値向上のために他社とのネットワーク構築が重要な無形資産となり,また国家政策(経済安全保障)への対処が必要不可欠な時代背景において,コンプライアンスの視点は,グループ事業戦略の重要な判断要素と心得るべきである。
【地平線】
少德彩子「法務部員はなぜ自社事業を把握すべきか」
【実務解説】
・半導体をめぐる主要国の規制と産業支援の最新動向
・経済制裁コンプライアンスの高度化
――地政学リスクの高まりをふまえて
・「オワハラ」をめぐる法的問題と採用活動上の留意点
【特別収録】
・ビジネス実務法務検定試験Ⓡ 3級演習問題