ビジネス法務2024年12月号

定価(紙 版):1,800円(税込)

発行日:2024/10/21

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本の紹介
より詳しい内容を、本誌ウェブサイト(https://www.chuokeizai.co.jp/bjh/)にて紹介しています。

【特集1】
実例・アイデアを大公開
法務人材の「評価」


法務部における望ましい評価制度とは何か。「契約書を○本レビューした」などの基準はわかりやすいものの,必ずしも定量的な評価がすべてではありません。
本特集では,法務部員,弁護士,そして人材エージェントの方々に,評価の実例やユニークなアイデアを紹介していただきました。プラス評価につながる行動や,法務人材に求められるスキルとは何かを理解するためには,まず評価者の考え方を知ることが重要です。
評価制度を構築する際の参考資料として評価者に役立つだけでなく,被評価者にとっても自身の法務スキル向上のための一助となることを目指しています。

【特集2】
非公開化取引における実務上の留意点


上場会社の株式をすべて買収することによって,対象会社の上場を廃止し株式を非公開化する非公開化取引が注目を集めています。最近は名前が知られている企業のMBO(マネジメント・バイアウト)や,アクティビストによる買収提案の実施,といった報道を見かける機会も多くあります。
本特集では非公開化取引の実施時にどのような点が実務上の留意点として浮かび上がるのか,近時に特に注目されるテーマを選りすぐり,簡潔に解説します。

【特別企画】
特許権侵害対応の基礎
――「攻め」と「守り」の両視点


特許権のさらなる活用が注目されているなかで,「自社の有する特許権の侵害が判明した」あるいは「他者の特許権を侵害しているとの警告が届いた」といった事態に遭遇する可能性が高まっています。「特許権」は権利である以上,「知らなかった」という言い訳は通用しません。
本企画では特許権侵害対応について,「攻め」「守り」双方の立場から,実務上のポイントを流れに沿って押さえています。「何かあった」ときに向けてあらかじめ準備しておきましょう。

【Lawの論点】
・企業不祥事における役員の善管注意義務
 ――TOYO TIRE株主代表訴訟事件判決を例に

【実務解説】
・個人情報保護法3年ごと見直し
 中間整理にみる実務への影響

・プライバシーテックの法的論点(上)
 ――主要技術の概要,秘密計算の仕組み

【特別収録】
ビジネス実務法務検定試験〈R〉 演習問題