企業会計2022年9月号

定価(紙 版):2,710円(税込)

発行日:2022/08/04

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本の紹介
【特集】
決算短信「一本化」へ
四半期開示の見直し

・金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ報告」と今後の課題
 ――定期開示と適時開示の関係
 神田秀樹
・政策導入目的に基づく四半期開示制度の評価
 ――「国民経済の健全な発展」に資する設計へ
 スズキトモ
・信頼性を確保する保証業務のあり方
 山浦久司
・臨時報告書の拡充とその問題点
 弥永真生
・財務諸表作成者の立場からみた四半期開示見直しの論点
 植村一之
・四半期開示の経済的帰結に関する先行研究のレビュー
 古賀裕也

【FRONT PAGE】
Scope Eye

 新しい資本主義とは何を目指すか
 武田晴人
趣味の時間――漢詩散策
 〔第16回〕
 斎藤静樹
アカデミズムに何が起きているのか? ――学術雑誌・査読論文の今昔
 査読の問題その1:時間がかかる
 佐藤 翔

【金融庁解説】
公認会計士法の一部改正の概要

 鳥屋尾大介

【時事解説】
DWG報告でも論点に 「重要な契約の開示」明確化に向けた実務上の課題

 湯原心一
賃上げ促進税制の適用要件! マルチステークホルダー方針の開示ポイント
 荒井優美子

【連載】
法が照らす会計の深淵

 第8回 単一性の原則(1)
 弥永真生
会計「諺」則
 學而不思則罔 思而不學則殆
 中野貴之
会計・監査への影響は? 1からわかる暗号資産・ブロックチェーン
 第4回・終 ブロックチェーンを利用したビジネスに関する保証業務
 安達知可良
続 不思議な会計・ファイナンス研究の世界―創造的研究のヒント
 第4回 経営者による株式保有は企業価値を高めるのか
 髙須悠介
ある法学者の思い出
 〔第3回〕
 酒巻俊雄
会計時評
 Non-GAAP利益研究の可能性
 加賀谷哲之
Salon de Critique
 オルタナティブデータによる会計・ファイナンス研究の発展
 伊藤健顕
ニューノーマル時代の読書術
 リスクの会計とリスクの会計
 久保淳司

【COLOR SECTION】
三角波

 ISSB公開草案への意見発信
OUTSIDE
 銀行決算,開示は十分か
 前田昌孝
経理・財務最前線
 今,改めて考える経理・財務職としてのキャリア
 山口広和
「考える経理」を育てる実践トレーニング
 第9回 あいまいな情報を考える
 山本浩二
貨幣を歩く
 第21回 ロシア支配下のウクライナにおけるルーブル化
 林 康史

【COLUMN】
相談室Q&A 法人税務

 1つの法律内でも異なる中小企業者の定義
 佐久間裕幸
相談室Q&A 会社法務
「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」の2022年改訂
 佐々木 奏
書評
 小谷融『琉球政府時代の証券史』
 池田唯一
 橋本尚『国際会計の軌跡』
 米山正樹
学会ルポ
 日本経済会計学会第39回年次大会
 山口貴史