企業会計2024年9月号

定価(紙 版):2,820円(税込)

発行日:2024/08/02

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【特集】
IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」のインパクト


IFRS第18号に至る経緯と日本への影響
秋葉賢一

基準の概要と影響①:損益計算書の区分と小計の構造
藤原由紀

基準の概要と影響②:経営者が定義した業績指標(MPM)の開示
物井一真・加藤大輔

損益計算書の区分表示の意義
木村晃久

Non-GAAP指標の用途の多様化と新たな課題
中條祐介

【特別企画】
高まる維持のハードルとコスト増から見極める
上場のメリット・デメリット2024

上場のベネフィットとコスト:改めて考える「上場」の意義
神尾篤史

上場を維持し続ける場合に対応すべき論点
塚本英巨・山本拓歩

上場会社の非公開化をめぐる近時の主な論点
保坂泰貴

【FRONT PAGE】
Scope Eye

「プレインランゲージ」は説明責任を果たすための技法
浅井満知子(株式会社エイアンドピープル代表取締役)

75周年特別インタビュー
事業継続のための自然災害リスク対策
多々納裕一

【時事解説】
「2025年の崖」で要注意! システム障害発生時の会計・開示のポイント
原 幹

大企業も知っておきたい 近年のスタートアップ投資関連税制改正
荒井優美子

初適用事例に学ぶ「特定関与者」への課徴金制度の概要と企業価値算定上の留意点
沖田美恵子

【連載】
教えてマリコ先生! 会計ってどう伝えればいいんですか

サステナビリティ情報開示は禅問答!?
桂 真理子

仕事が“ちょっと”うまくいく!行動経済学はじめの一歩
罪悪感や恩返しがもたらす協力行為
盛本晶子

法が照らす会計の深淵
損益計算書(1)
弥永真生

企業価値向上に役立っているか? 研究からみる会計DXの現在地
監査DXとしての継続的監査
奥田真也

論文を書いたのは誰?―「著者」をめぐる問題を探る
「著者」をめぐる諸トピック
佐藤 翔

会計時評
なぜ,今,会計史か
橋本武久

Salon de Critique
大株主によるExitの脅威とコーポレートガバナンス
太田裕貴

【COLOR SECTION】
三角波

欧州選挙が映し出す先進国の課題

OUTSIDE
国債含み損を認識しないリスク
前田昌孝

経理・財務最前線
TOKYO PRO Marketからグロースへ
伊東 心(ブリッジコンサルティンググループ株式会社)

「考える経理」を育てる実践トレーニング
役に立つかを考える
山本浩二

旅は電卓とともに
ミャンマー
古作祐真・山田智博

【COLUMN】
相談室Q&A 法人税務

将来の税負担額が変わる? グループ通算適用時の買収手法検討
朝倉雅彦

相談室Q&A 会社法務
「同意なき配置転換」の違法判決が実務に与える影響
澤 和樹

書評
越智信仁編著『中小企業決算の透明性と信頼性』
評者:古庄 修