- 本の紹介
- 具体的な事例を掲げながら、日本・米国・英国・中国の各国法による企業法務を比較解説します。国際契約から独禁法・コーポレートガバナンスまで、実務で直面する事項を網羅。
目次
事例でわかる
国際企業法務入門
―日・米・英・中の各国法による実務
目次
はしがき/国際企業法務とは何か
第1章 契約における準拠法
事例1 準拠法を契約で合意している場合
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例2 準拠法の合意をしていない場合
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第2章 紛争解決手段
事例3 裁判管轄―どこの国の裁判所に提訴するか
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほ
事例4 裁判管轄を契約で合意している場合
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例5 合意した管轄裁判所での裁判を拒否できる場合
(Forum Non Conveniens)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例6 外国裁判所の判決はどう執行するか
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例7 契約の中で仲裁による紛争解決を合意した場合
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例8 消滅時効の取扱い
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第3章 契約一般に関するルール
事例9 契約の成立条件(要式契約,DeedおよびConsideration)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例10 Promissory Estoppel(禁反言/契約締結上の過失に類似)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例11 詐欺防止法(Statute of Frauds)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例12 損害賠償額の予定と違約金
(Liquidated DamagesとPenalty)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例13 不可抗力と免責(Force MajeureとFrustration)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例14 連帯債務(Joint and Several Obligation)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例15 保証の取扱い(GuaranteeとSuretyship)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例16 債権譲渡(Assignment)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第4章 動産の売買契約における注意事項
事例17 所有権および危険負担の移転
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例18 売主の瑕疵担保責任(Warranty)
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第5章 債権保全関連の法制
事例19 動産を担保にする場合
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
事例20 債務者が破綻した場合―各国の破産法制
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第6章 独占禁止法と競争法
事例21 当然違法とRule of Reason・
課徴金減免(リーニエンシー)制度
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第7章 外国公務員に対する贈賄の罪(FCPA)
事例22 外国公務員や政治家へ金銭を提供した場合の罰則
[解説]
⑴ 日本の場合
⑵ 米国の場合 ……ほか
第8章 国際物品売買契約に係るウィーン条約(CISG)
事例23 CISGはどのような場合に適用されるか
[解説]
⑴ 適用基準
⑵ 契約の成立(第2部) ……ほか
第9章 各国のコーポレートガバナンス
事例24 日本の場合
[解説]
⑴ 監査役設置会社と委員会設置会社の選択制
⑵ 社外取締役 ……ほか
事例25 米国の場合
[解説]
⑴ 会社法と証券取引所法の並立
⑵ 取締役と業務執行役員の関係 ……ほか
事例26 英国の場合
[解説]
⑴ 2006年会社法
⑵ 取締役の位置づけ ……ほか
事例27 中国の場合
[解説]
⑴ 会社法における会社統制機構の構築
⑵ 外資系企業に関する特別規定 ……ほか
著者プロフィール
安江英行
劉 新宇