会計基準と法

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弥永 真生

定価(紙 版):11,000円(税込)

発行日:2013/06/28
A5判 / 1032頁
ISBN:978-4-502-07080-8

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本の紹介
日本の会社法及び金融商品取引法において会計基準の規範性がどのように認められるかについて、海外の調査を踏まえて現状を解明し、さらに将来の課題を明らかにする研究書。

著者紹介

弥永 真生(やなが まさお)
[プロフィール]
1984年 明治大学政治経済学部経済学科卒業
1986年 東京大学法学部卒業
1986年 東京大学法学部助手,筑波大学社会科学系講師,助教授を経て,
2002年 筑波大学ビジネス科学研究科企業法学専攻教授
2021年 明治大学専門職大学院会計専門職研究科教授
現在に至る。

[主な著作]
『企業会計法と時価主義』(日本評論社,1996年)
『税効果会計』(中央経済社,1997年)
『デリバティブと企業会計法』(中央経済社,1998年)
『商法計算規定と企業会計』(中央経済社,2000年)
『会計監査人の責任の限定』(有斐閣,2000年)
『監査人の外観的独立性』(商事法務,2002年)
『「資本」の会計』(中央経済社,2003年)
『会計基準と法』(中央経済社、2013年)ほか多数

担当編集者コメント
会社法および金融商品取引法において会計基準の規範性がどのように認められてきたのか、また認められているのかについて、欧米20カ国以上の状況を調査したうえで、日本におけるこれまでの議論を分析し、現状についての検討を加え、将来の課題を明らかにするものです。

弥永先生、本書を刊行する10年前までは1年に1冊研究書を出されていました。
しかし、この10年まったく出さず、研究に没頭されて仕上げたのが本書です。

本書の何がスゴイかといえば、膨大な立法資料や裁判例、諸外国の文献等について、1次資料(どうしてもない場合はそれに限りなく近いもの)をベースに執筆されていることですね。

研究者の先生は、研究対象たる会計基準、実務家の先生は日頃仕事で駆使している会計基準が一体どのような性格のものなのかを理解することは必須ではないかと思います。
また、研究者で分野が異なっても、この研究姿勢はきっとよい刺激になるハズ。
その意味で、本書は研究者、実務家ともに必読書です!