- 本の紹介
- 組織と人の関わりや組織における人間行動の基本知識を体系的かつ平易に解説した好評書の最新版。組織行動を学ぶためのトピックを現代的な話題で提供しており初学者には好適。
目次
入門 組織行動論<第2版>
目次
はしがき
第1章 組織行動論への招待
1 組織と人間の関わり
2 組織行動論とは
3 本書のねらいと読んで欲しい読者
4 本書の構成
第2章 モチベーション
1 モチベーションとは
2 何によって動機づけられるか
3 どのように動機づけられるか
4 モチベーション理論から見た人事制度
第3章 組織コミットメント
1 組織コミットメントとは
2 組織コミットメントに影響を与える要因
3 組織コミットメントの変化
4 日本における組織コミットメント
5 組織コミットメントが強いことの功罪
第4章 意思決定と合意形成
1 「経営人」の意思決定
2 意思決定におけるヒューリスティックとバイアス
3 合意形成
4 問題解決の実践と第三者による支援
第5章 キャリア・マネジメント
1 今なぜキャリアに関心が集まるのか
2 キャリアとは
3 なにがキャリアを形作るのか
4 キャリア・マネジメントにおける今後の課題
5 キャリア・マネジメントを実践するために
第6章 組織市民行動
1 組織市民行動(OCB)とは
2 組織市民行動がなぜ必要なのか
3 組織市民行動は何に影響されるのか
4 組織市民行動を促進するマネジメントとは
5 組織市民行動の実践に向けて
第7章 組織ストレス
1 人間と環境の相互作用としての組織ストレス
2 組織のなかの人間に対する外圧とその反応
3 ストレスへの対処
4 組織ストレスに関する課題
第8章 チーム・マネジメント
1 チームとは
2 チームのタイプとは
3 チームによる意思決定とは
4 チームの成功に向けて
第9章 リーダーシップ
1 リーダーシップとは何か
2 初期のリーダーシップ研究
3 フォロワーの視点を重視するリーダーシップ研究
4 変革型リーダーシップ
第10章 組織学習
1 組織学習とは
2 誰が学習するのか?
3 どうやって学習するのか?
4 学習する組織
5 実践共同体による学習
6 おわりに
第11章 組織変革
1 組織変革とは
2 組織変革の2つのタイプ
3 組織変革はいかに行われるのか
4 なにが組織変革を阻むのか
5 組織変革の成功に向けて
第12章 組織文化
1 組織文化とは
2 組織文化の機能と逆機能
3 組織文化を知る
4 組織文化のマネジメント
第13章 組織的公正
1 組織における公正とは
2 分配結果の公正
3 分配過程の公正
4 組織的公正の現状と課題
第14章 組織社会化
1 組織社会化(organizational socialization)とは
2 組織社会化の概念整理
3 組織社会化を促進する社会化エージェント
4 組織社会化の成果
5 組織社会化の組織への影響
6 組織社会化研究の展望
第15章 ダイバーシティ・マネジメント
1 ダイバーシティ・マネジメントへの注目
2 ダイバーシティの基本的視点
3 ダイバーシティ・マネジメントのゆくえ
第16章 プロフェッショナル・マネジメント
1 プロフェッショナルへの関心
2 プロフェッショナルとは
3 プロフェッショナルの組織化と準拠集団
4 プロフェッショナルの二重のロイヤリティ
5 プロフェッショナルのマネジメント
参 考 文 献
索 引
著者プロフィール
【編著者紹介】
開本 浩矢(ひらきもと・ひろや)
1969年 広島県生まれ
1991年 大阪大学経済学部卒業
1993年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
現 在 兵庫県立大学経営学部教授,博士(経営学)
主 著
『研究開発の組織行動』中央経済社,2006年
『クリエイティビティ・マネジメント』白桃書房,2012年