決算早期化が実現する7つの原則

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武田 雄治

定価(紙 版):2,420円(税込)

発行日:2014/03/07
A5判 / 192頁
ISBN:978-4-502-09510-8

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本の紹介
決算早期化コンサルティングの第一人者が、数多くの事例をもとに辿り着いた「7つの原則」を明かす。まずはこの1冊から始めよう。『決算早期化の実務マニュアル』の姉妹書。

目次


決算早期化が実現する7つの原則
目次

はじめに

原則1 森を見る視点を持つ!
 1  決算早期化のスタートは「森を見る視点」を持つこと
 2 「森を見る視点」を持つために
  ⑴ 経理部とは何をする部署なのか
  ⑵ 経理部の役割とは何なのか
  ⑶ 「開示」という役割を果たすために,何をすべきなのか
 3 アウトプット資料の整備方法
  ⑴ 何を開示するのかの洗い出しと,開示基礎資料の網羅性の
     検証
  ⑵ 財務分析資料の整備
 4 アウトプット資料の整備方法の見直しによる決算早期化の
   成功事例
  ⑴ アウトプット資料の整備方法の手順
  ⑵ アウトプット資料の整備方法の見直しによる決算早期化の
     成功事例

原則2 属人化をやめる!
 1  決算の脱カリスマ化を目指せ!
 2 マクドナルドには一流のシェフは必要ない
 3 決算業務をマクドナルド化する
 4 「標準テンプレート」の作り方
  ⑴ 網羅性の3要件
  ⑵ 有用性の3要件
  ⑶ 決算業務のマクドナルド化の条件
 5 決算資料の属人化の実情
 6 「標準テンプレート」の作成事例
 7 ツールが先か,教育が先か?

原則3 会計監査を理解する!
 1  会計監査の早期化・効率化
 2 決算遅延の原因が“会計監査”というケースもある!
 3 会計監査の手法,3つのポイント
  ⑴ 会計監査の目的
  ⑵ リスク・アプローチ
  ⑶ 監査手続
  ⑷ 会計監査の手法,3つのポイント
 4 会計監査を早期化するためのポイント
 5 「リードシート」とはどのようなものか?
 6 財務分析はどうやるのか?
 7 リードシート導入の成功事例,失敗事例
  ⑴ リードシート導入の成功事例
  ⑵ リードシート導入の失敗事例
 8 リードシートを1時間で作成する方法(単体編)
  ⑴ 過年度の試算表を準備する
  ⑵ 過年度の試算表を時系列に並べ,
     勘定科目の区分分けを行なう
  ⑶ 試算表レベルの変動分析資料の作成
  ⑷ 勘定科目レベルの変動分析資料(リードシート)の作成
 9 リードシートを1時間で作成する方法(連結編)
  ⑴ 過年度の試算表を準備する
  ⑵ 精算表レベルの変動分析資料の作成
  ⑶ 精算表の加工
  ⑷ 勘定科目レベルの変動分析資料(リードシート)の作成

原則4 重要性を考える!
 1  重要性の原則
 2 重要性は,どうやって算定するのか?
  ⑴ 重要性は総合的に決定する
  ⑵ 監査法人はどうやって重要性の基準値を算定しているのか
  ⑶ 自社の重要性の基準値の算定方法
  ⑷ 自社の重要性の基準値を算定したら
 3 「重要性」を考慮した改善事例
  ⑴ 過度に厳密な連結会計処理の事例─“超厳密”な処理の事例
  ⑵ 過度に厳密な連結パッケージのチェック
     ─“超厳密”なチェックの事例
 4 重要性と財務分析
  ⑴ 「前期比◯%以上の変動があるもの」のみを分析している
     ケース
  ⑵ 「◯百万円以上の変動があるもの」のみを分析しているケース

原則5 子会社に優しくなる!
 1  子会社に優しくなろう!
  ⑴ 子会社往査の経験
  ⑵ 子会社側の問題なのか?
 2 子会社へ指導していますか?
 3 連結パッケージにも問題あり!
  ⑴ 連結パッケージ上に情報が多すぎるケース
     (情報過多のケース)
  ⑵ 連結パッケージ上に情報が少なすぎるケース
     (情報過少のケース)
 4 連結パッケージの分冊化
  ⑴ 内容による分冊化
  ⑵ 決算による分冊化
  ⑶ (子会社等の)重要性による分冊化

原則6 業務フローを見直す!
 1  「締め」の遅れの2つの原因
 2 決算の事前準備の徹底
 3 業務フローの見直し
  ⑴ 販売プロセス
  ⑵ 購買プロセス

原則7 現状を受け入れ,即行動する!
 1  決算早期化が達成できない「根本的な原因」
 2 決算が遅延する「現状分析」
 3 「現状」を把握したら,次に「どうしたい?」
 4 決算が遅延する原因
 5 ボトルネックの特定
 6 ボトルネックの特定は慎重に
 7 決算早期化に向けての改善策
 8 決算早期化に向けてのアクション・プラン

 最後に


著者プロフィール 武田 雄治(たけだ ゆうじ)
公認会計士・税理士
武田公認会計士事務所 代表
税理士法人みんなの会計事務所 パートナー
中小企業支援の「黒字社長塾」代表
海外展開支援,クロスボーダーM&A 支援の「OneAsia」アライアンスメンバー
起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」 理事
関西学院大学商学部卒業。KPMG(現あずさ監査法人),東証上場企業財務経理部門,コンサルティング会社勤務等を経て,現在に至る。
監査をする側と監査をされる側の両方の経験を活かし,「経理を変えれば会社は変わる」との信念のもと,これまで数多くの上場企業財務経理部門の業務改善を行なってきた。
決算早期化や決算業務改善の分野では第一人者と称されている。

【著書】
『「経理の仕組み」で実現する 決算早期化の実務マニュアル』
『あっ,そういうことか! IFRS ガイド』(以上,中央経済社),
『社長のための1年で売上が急上昇する「黒字シート」』
『社長のための1年で会社を黒字にする方法』(以上,日本実業出版社)など多数。






















著者紹介

武田 雄治(たけだ ゆうじ)
[プロフィール]
公認会計士、武田公認会計士事務所所長。
関西学院大学商学部卒業。KPMG(現有限責任あずさ監査法人)、東証上場企業財務経理部門、コンサルティング会社勤務等を経て、現在に至る。監査をする側と監査をされる側の両方の経験を活かし、「経理を変えれば会社は変わる」との信念のもと、これまで数多くの上場企業財務経理部門の業務改善を行ってきた。決算早期化、決算業務改善、IFRSの分野では第一人者と称されている。