- 本の紹介
- テキストマイニングが企業で利用されるための基本的な知識と各種事例を取り上げ、さまざまな手法を適用することにより目的に応じた有効なテキストデータの解析手法を提示する。
目次
ビッグデータを活かす
技術戦略としてのテキストマイニング
目次
はじめに
序 章 技術経営と知識創出・共有システム
第1節 はじめに
第2節 知識創出・共有システムの進化の歴史
第3節 知識創出・共有システムの経験からの教訓と今後
第4節 個人の知識創出支援ツールとその社内共有
第1章 テキストマイニングとは何か
第1節 はじめに
第2節 テキストマイニングの本質
第3節 テキストマイニングの適用例
第4節 本書の取り組みで用いたテキストマイニング・ツールの概要
第5節 テキストマイニングの効果的な活用法
第2章 知識創出・共有のための知識の構造化論と
テキストマイニングの融合
第1節 はじめに
第2節 知識の構造化論の示唆と限界
第3節 知識発見のプロセス・モデル
第4節 電機業界における経営課題の認識構造と実行動に関する知識の発見
第5節 知識の構造化論とテキストマイニングの融合による知識の発見
第6節 おわりに
第3章 知識創出・共有システムの書き込み空間を利用した
テキストマイニング
第1節 はじめに
第2節 形態素解析と共起情報による構造化
第3節 書き込み空間を持つ自律分散型知識創出・共有システムに
よる構造化
第4節 色素増感型太陽電池の知識共有システム事例
第5節 リレーショナルデータベースとXMLデータベースの統合
第6節 むすび
第4章 電気自動車の知識創出・共有システムに基づく特許公報
のテキストマイニング―電気自動車事業を事例として―
第1節 はじめに
第2節 出発点としての仮説設定とデータ収集
第3節 単語セットの作成と進化
第4節 共起情報を利用した単語セットの進化
第5節 ネットワーク分析による単語セットの構造化
第6節 むすび
第5章 特長表現に基づいた特許公報のテキストマイニング
第1節 はじめに
第2節 特長表現の抽出
第3節 特長表現のランキング
第4節 おわりに
第6章 医療ロボット開発を先導するイノベーション・
インテグレーターを助けるテキストマイニング
第1節 はじめに
第2節 医療ロボットビジネス育成のためのイノベーション・
インテグレーター
第3節 医療ロボット開発に利用できるロボットの技術開発動向
第4節 手術支援ロボットの技術開発動向
第5節 むすび
第7章 生物模倣技術の導入のためのテキストマイニング
第1節 はじめに
第2節 異分野融合について
第3節 テキストマイニング実証―バイオミミクリを例にして―
第4節 テキストマイニングについて
第5節 知識を深めてあらためて検証
第6節 バイオミミクリとひらめきのきっかけ
第7節 むすび
第8章 プロジェクトマネジメント能力向上のための
テキストマイニング
第1節 はじめに
第2節 PMに求められる資質
第3節 『PM学会誌』掲載論文から見る知識共有の現状と問題
第4節 テキストマイニングによる知識創出スキル向上施策の発見
第5節 むすび
第9章 テキストマイニングによる低所得層の消費者の発見
―インドネシアにおける携帯電話利用を事例に―
第1節 はじめに
第2節 統計データにより消費者を探る
第3節 インフラ整備の順序により製品やビジネスモデルも変わる
第4節 テキストマイニングにより消費者を探る
第5節 まとめ
第10章 社会インフラ事業へ活路を見出す日本の電機メーカー
第1節 はじめに
第2節 日本の電機産業の事業の現状
第3節 社会インフラ事業の個別企業分析
第4節 スマートシティ事業領域での個別企業分析
第5節 スマートシティ事業領域における5社の比較分析
第6節 まとめとインプリケーション
第7節 おわりに
第11章 日本企業の国際競争力
第1節 はじめに
第2節 日本の技術力評価に関する諸研究
第3節 日本の研究開発効率の低下
第4節 研究開発効率を決定する研究開発システム
おわりに
著者プロフィール
<編著者紹介>
菰田文男
那須川哲哉