図解「統合報告」の読み方・作り方

  • 書籍品切れ中

松原 恭司郎

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2014/07/04
A5判 / 224頁
ISBN:978-4-502-09990-8

ただいま品切れ中です

入荷をお待ちの方は、
お気に入りリストへご登録ください

  • ただいま品切れ中です

    入荷をお待ちの方は、
    お気に入りリストへご登録ください

本の紹介
2013年末「国際統合報告フレームワーク」が公表されから俄に注目される、日本の有価証券報告書の国際版「統合報告」のフレームワークからマネジメント手法までを図解。

目次


図解 「統合報告」の読み方・作り方
目次

 はじめに
 プロローグ

第1部 統合報告へのうねりをとらえる
 第1章 企業報告が多様化している
  1 鳥の目と魚の目を持とう
  2 財務報告モデルの時代
  3 企業報告多様化の時代
  4 CSR報告書,サステナビリティ報告書・環境報告書
  5 財務報告の非財務情報

 第2章 統合報告に向けたイニシアチブ
  1 企業報告の今日的課題
  2 統合報告というソリューションに向けて
  3 統合報告により期待される効果
  4 統合報告に向けた企業報告体系の再構築

第2部 「国際統合報告フレームワーク」をベンチマーキングする
 第3章 国際統合報告評議会の活動
  1 虫の目で見てみよう
  2 IIRCの使命と目的
  3 IIRCの組織的特徴
  4 IIRCの活動の経緯
  5 パイロット・プログラム
  6 成果物
  7 「国際統合報告」は法制度化されるべきか

 第4章 「国際統合報告フレームワーク」
  1 「I〈IR〉フレームワーク」の構成
  2 統合報告の特徴と「I〈IR〉フレームワーク」
  3 「原則主義の要求事項」
  4 キーワード

 第5章 「I〈IR〉フレームワーク」1.フレームワークの利用
  1 「フレームワークの利用」の構成
  2 「統合報告書の定義」
  3 「統合報告書の目的と利用者」
  4 「報告書の形式及び他の情報との関係」
  5 「統合報告書に対する責任」
  6 「フレームワークの目的」
  7 「フレームワークの適用」
  8 「原則主義アプローチ」

 第6章 「I〈IR〉フレームワーク」2.基礎概念
  1 「基礎概念」の構成
  2 「組織に対する価値創造と他者に対する価値創造」
  3 「資 本」
  4 「価値創造プロセス」

 第7章 「I〈IR〉フレームワーク」3.指導原則
  1 「指導原則」の構成
  2 「戦略的焦点と将来志向」
  3 「情報の結合性」
  4 「ステークホルダーとの関係性」
  5 「重要性」
  6 「簡潔性」
  7 「信頼性と完全性」
  8 「首尾一貫性と比較可能性」

 第8章 「I〈IR〉フレームワーク」4.内容要素
  1 「内容要素」の構成
  2 「組織概要と外部環境」
  3 「ガバナンス」
  4 「ビジネスモデル」
  5 「リスクと機会」
  6 「戦略と資源配分」
  7 「実 績」
  8 「見通し」
  9 「作成と表示の基礎」と「一般報告ガイダンス」

第3部 統合マネジメントのレベルを上げる
 第9章 統合マネジメントの成熟度を高める
  1 統合報告の実践に向けて
  2 情報の内部ギャップ
  3 統合報告を支援するマネジメント・コンセプト
  4 統合マネジメントの成熟度を高める
  5 統合思考
  6 ビジネスモデルと戦略の関係を押さえる

 第10章 バランス・スコアカードを戦略マネジメントに活用する
  1 統合報告と戦略マップ/BSC
  2 バランス・スコアカードの基本を押さえる
  3 BSCと非財務情報
  4 戦略マップ
  5 戦略マネジメント
  6 BSCの普及状況と統合報告

 第11章 ビジネスモデルをマネジメントする
  1 統合報告とビジネスモデル
  2 ビジネスモデルの基本を押さえる
  3 ビジネスモデル・レポーティング
  4 ビジネスモデルの見える化
  5 ビジネスモデル・マップ
  6 ビジネスモデルのマネジメント

 第12章 S&OPでサプライチェーンを統合する
  1 統合報告とS&OP
  2 S&OPの基本を押さえる
  3 VC/SCの7つの課題への処方せんS&OP
  4 S&OPが情報の内部・外部ギャップの解消に貢献する

 第13章 ICTを活用する
  1 統合報告へのICTの活用
  2 EPMとERPシステム
  3 XBRLによるコミュニケーションの改革

 エピローグ

 参考文献

 索  引


著者プロフィール 松原恭司郎(まつばら きょうしろう)
キュー・エム・コンサルティング取締役社長。
公認会計士,情報処理システム監査技術者。
現在,中央大学専門職大学院国際会計研究科特任教授(2008年より),東北福祉大学兼任講師(2009年より)も務めている。
国際会計事務所系コンサルティング会社などを経て1992年に独立。
バランス・スコアカードを活用した戦略マネジメントと業績管理,ビジネスモデル,そしてERP,S&OP 関連の研修,コンサルティング業務に従事。ERP 研究推進フォーラム設立10周年に当たる2007年に同フォーラムへの貢献に対して感謝状を受ける。
BSC フォーラムを2001年に設立し2010年まで会長を務める。

主な著書
『ビジネスモデル・マッピング教本』(2013),
『松原流:戦略マップ/ BSC 実践教本』( 2010),
『S&OP 入門』(2009)いずれも日刊工業新聞社,
『バランス・スコアカード経営:なるほどQ&A』編著(2002)中央経済社などがある。






















著者紹介

松原 恭司郎(まつばら きょうしろう)

担当編集者コメント
座談会形式の進め方になれると、ホント読みやすくなります。著者のオリジナル図表は、なかなかのセンスを感じます。
統合報告って何?というレベルの方向けの本。
著者から
本書は、統合報告、国際統合報告評議会が2013年12月に発行した「国際統合報告フレームワーク」に加えて、統合報告を支える統合マネジメントについて紹介する概説書です。
本書の特徴
①どうしても条項の抜粋や抄訳に陥りがちな「国際統合報告フレームワーク」の解説を登場人物達による「座談会」と豊富なオリジナル図表を用いてわかりやすく解説。
②有効な統合報告を支える「統合マネジメント」のコンセプトや技法について紹介していること。