経営コンサルティング・ノウハウ/2仕事の基本

公益財団法人日本生産性本部コンサルティング部
木下 耕二

定価(紙 版):2,970円(税込)

発行日:2014/09/17
A5判 / 232頁
ISBN:978-4-502-11421-2

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本の紹介
コンサルタントが生産性向上のために実践で使うツールを公開!第2巻は、業績下振れを防ぎ戦略実行を支える基本6テーマを取り上げる。著者の経験に基づく解説が腹に落ちる。

目次


経営コンサルティング・ノウハウ 2
仕事の基本

目次

 シリーズ発刊にあたって
 はじめに

第1章 仕事の基本ステップ─目的・目標から逆算する
 1 目的・目標を明らかにする
  ⑴ 仕事は目的・目標から逆算する
  ⑵ 目的は目標で具体化する
  ⑶ 目的を見失ってはならない ……ほか
 2 やるべきこと(To Do)を洗い出す
  ⑴ 概 略
  ⑵ 漏れがあってはならない
  ⑶ どこまで分解すればよいのか?
 3 所要時間(工数)を見積もる
 4 時系列で順序立てる
  ⑴ 概 略
  ⑵ 先立つ仕事を左に,後に続く仕事を右に
  ⑶ クリティカルパスを重点的に管理する ……ほか
 5 実行する&進捗を管理する
  ⑴ 実行に際しての6つのポイント
  ⑵ 進捗管理の型をつくる(パターン化)
  ⑶ 実行段階の成否を握る鍵
 6 振り返る
  ⑴ 何のために振り返るのか?
  ⑵ 振り返りのポイント
  ⑶ 経験学習

第2章 コミュニケーション力
     ─組織の要:コミュニケーション力を高める

 1 コミュニケーションって何?
 2 傾 聴
  ⑴ 傾聴はなぜ大事なのか?
  ⑵ 信念が結果を決める〜ABC理論〜
  ⑶ 5つの傾聴スキルを習熟する!
 3 質 問
  ⑴ 質問はなぜ大事なのか?
  ⑵ 質問を阻むもの
  ⑶ 4つの質問スキルを習熟する!
 4 プレゼンテーション
  ⑴ プレゼンテーションとは
  ⑵ プレゼンテーションはなぜ大事なのか?
  ⑶ プレゼンテーションの全体像 ……ほか
 5 会 議
  ⑴ 何のために会議をするのか?
  ⑵ 会議の現実
  ⑶ 生産性を意識して会議すべし! ……ほか

第3章 指示・命令,報告・連絡・相談─組織の血液を健全に保つ
 1 組織の血液─指示・命令と報告・連絡・相談
 2 指示・命令
  ⑴ 指示・命令とは
  ⑵ 指示・命令で8つの事項を共有する
  ⑶ 臨機応変に指示・命令する
 3 報告・連絡・相談
  ⑴ 報告・連絡・相談とは
  ⑵ 報告・連絡・相談のポイント

第4章 モチベーションを高める
      ─解決できるか否かは,モチベーションで決まる

 1 モチベーションっていったい何だ?
 2 モチベーションが解決できる課題を決める
 3 モチベーションは自分でマネジメントする
 4 モチベーション理論を学ぶ意義
 5 外発系のモチベーション理論
  ⑴ 強化理論〜アメとムチ〜
  ⑵ 期待理論〜期待×道具性×誘意性〜
  ⑶ 目標設定理論〜目標に係る4つの観点〜 ……ほか
 6 内発系のモチベーション理論
  ⑴ 内発的動機づけを高める鍵
  ⑵ アンダーマイニング効果
     〜ほめられたいからやっているのではない〜
  ⑶ 内発的動機づけは外発的動機づけとセットで!

第5章 リーダーシップを発揮する─目的・目標達成の中核能力
 1 リーダーシップって何だろう?
  ⑴ 目的・目標の達成を目指すすべての人にリーダーシップは必要
  ⑵ リーダーシップは捉えがたい
 2 リーダーシップとは
  ⑴ リーダーシップの定義
  ⑵ リーダーシップは目的・目標達成の中核能力
  ⑶ リーダーシップは継続 ……ほか
 3 リーダーシップの源泉
  ⑴ 報酬力,懲罰力,正当力,準拠力,専門力,情報力
  ⑵ 実 績
  ⑶ 信頼〜能力(できる)と意図(やる)〜 ……ほか
 4 リーダーとは
  ⑴ リーダーは高みを目指す
  ⑵ リーダーはあらゆる打ち手を駆使する
  ⑶ リーダーは結集させる ……ほか
 5 リーダーシップとマネジメント
  ⑴ リーダーシップとマネジメントの相違
  ⑵ リーダーシップとマネジメントは両輪
 6 多様なリーダーシップ
  ⑴ 専制型・民主型・放任型
  ⑵ 強さと優しさのPM理論
  ⑶ フォロワーへのフィットを志向するSL理論 ……ほか
 7 フォロワーシップ
  ⑴ フォロワーシップの重要性
  ⑵ フォロワーの類型
  ⑶ フォロワーに求められる能力 ……ほか

第6章 問題の解決─積極的に問題を創り,解く
 1 問題解決に関するセオリーを有することの重要性
 2 ロジカル・クリティカル・ラテラル
  ⑴ ロジカルシンキング
  ⑵ クリティカルシンキング
  ⑶ ラテラルシンキング
 3 論理的とは
  ⑴ 論理とは?
  ⑵ つながっている
  ⑶ モレ,ダブリがない ……ほか
 4 問題を解く基本的なステップ
  ⑴ 問題を把握する
  ⑵ 原因を究明する
  ⑶ 解決策を立案する ……ほか
 5 問題解決に役立つ考え方
  ⑴ 仮説思考
  ⑵ 定量化
  ⑶ 重点化 ……ほか
 6 問題解決に役立つ手法
  ⑴ 帰納法と演繹法
  ⑵ ブレーンストーミング
  ⑶ KJ法 ……ほか

  おわりに


著者プロフィール <編者紹介>
公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部

<著者紹介>
木下耕二





















著者紹介

公益財団法人日本生産性本部コンサルティング部(にほんせいさんせいほんぶこんさるてぃんぐぶ)
[プロフィール]
公益財団法人日本生産性本部は,企業を中心としたあらゆる経営組織の長期的な発展を目標に,「生産性向上」を目指す経営コンサルティングを実施している。経営コンサルティング事業を開始したのは1958年。柱の1つである経営コンサルタント養成事業では,これまで7,400名以上の経営コンサルタントを世に送り出した。
コンサルティング部では,専属経営コンサルタント約50名を組織し,「全社改革」「経営戦略」「人事制度」「人材育成」「業務改善」「生産革新」等を主な領域としている。大企業から中堅・中小企業まで支援し,業界としても製造業・サービス業・金融業・自治体・医療介護・学校など多岐にわたる。
年間600件を超える診断指導・支援を実施しており,「人的資本経営」「SDGs 経営」「DE&I」「健康経営」「DX 推進」など,新たなテーマでの事業展開も活発に行っている。
URL:https://www.jpc-net.jp/mc/consulting

木下 耕二(きのした こうじ)
[プロフィール]
九州産業大学 商学部経営・流通学会 准教授。
東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻博士後期課程修了。博士(経営学)
大手消費財メーカーのマーケティング,業務改善等の職を経て,コンサルティングファームにて経営コンサルティングに従事,並行して,東洋大学大学院において修士(経営学)および博士(経営学)の学位を取得。2019年4月より現職。
公益財団法人 日本生産本部 主席経営コンサルタント。中小企業診断士。
専門は,経営戦略論,中小企業経営論,ダイナミック・ケイパビリティ,トップマネジメント,ミドルマネジメント。

[主な著作]
『現代経営管理用論[改訂版]』(分担執筆,創成社,2022年)
『経営コンサルティング・ノウハウ2 仕事の基本』(単著,中央経済社,2014年)
『経営学用語辞典』(分担執筆,宣協社,2004年)
「M&A組織能力の分析:ビジネスモデル革新事例研究より」『経営教育研究(日本マネジメント学会)』(Vol.24,No.1,pp.53-62,2021年)
「ダイナミック・ケイパビリティ構築におけるミドルマネジメントの貢献-「能力フレームの要素」を活用したGNT企業M&Aの分析より-」『経営行動研究年報(経営行動研究学会)』(Vol.26,pp.94-98,2017年)