売上・収益の会計ルール入門―日本の実務とIFRSの検討ポイント
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- 損益計算書のトップにある売上高。その会計処理は日本とIFRSでどう違うのか。新しいIFRS第15号にも焦点を当ててやさしく解説。業種別の論点もわかる。
目次
売上・収益の会計ルール入門
日本の実務とIFRSの検討ポイント
目次
序 章 売上・収益をめぐる会計ルールとは
第1節 売上と実現主義
第2節 本書の構成
第3節 基本用語の確認
第4節 収益認識基準
第Ⅰ部 収益認識に関する会計ルール
第1章 わが国における収益認識の会計ルール
第1節 収益認識に関する取引・論点
第2節 収益の認識と測定
第3節 収益の総額表示と純額表示
第4節 工事契約の収益認識
第5節 リベートの会計処理
第6節 割賦販売
第7節 買戻権が付された取引
第8節 返品権が付された製商品の販売
第9節 引当金に関する論点
第10節 その他の論点
第2章 国際会計基準における収益認識の現行ルール
第1節 ルールの全体像
第2節 総額表示と純額表示
第3節 収益の測定
第4節 ポイントの会計処理
第5節 受取利息,ロイヤルティおよび受取配当金
第3章 国際会計基準における収益認識の新ルール
第1節 IFRS第15号とは
第2節 重要な用語の紹介
第3節 収益認識の5つのステップ
第4節 契約
第5節 履行義務
第6節 取引価格
第7節 収益の総額表示と純額表示
第8節 出荷基準の取扱い
第9節 製品保証
第10節 資産の販売と買戻し
第11節 ポイントの会計処理
第12節 ライセンス
第13節 請求済未出荷取引
第4章 収益認識ルールの比較
第1節 収益と契約
第2節 履行義務
第3節 取引価格
第4節 製品保証
第5節 工事契約
第6節 ライセンス供与および使用権
第7節 返品権が付されている製品の販売
第8節 資産の販売と買戻し
第Ⅱ部 業種別の収益認識
第1章 小売関連業界
第1節 百貨店業
第2節 食品業
第3節 スーパーマーケット業
第4節 コンビニエンスストア
第5節 家電量販店業
第6節 外食産業
第7節 その他の小売業
第2章 電気・ガス・建設関連業界
第1節 電気業
第2節 ガス事業
第3節 プラントエンジニアリング業
第4節 建設業
第3章 不動産関連業界
第1節 不動産販売業
第2節 不動産販売代理業
第3節 不動産賃貸業
第4節 不動産仲介業
第5節 不動産管理業
第4章 運輸・倉庫関連業界
第1節 鉄道業
第2節 路線バス業
第3節 物流業
第4節 倉庫業
第5章 自動車関連業界
第1節 自動車メーカー
第2節 自動車ディーラー
第3節 自動車サプライヤー
第6章 その他の製造関連業界
第1節 化学産業
第2節 素材産業
第3節 造船業
第4節 電機産業
第5節 ITソフトウェア
第6節 映画
第7節 ゲーム
第7章 その他の業界
第1節 卸売業
第2節 ホテル業
第3節 化粧品
第4節 医薬品業
第5節 商社
第Ⅲ部 売上代金の回収と戦略
第1章 売上代金の回収
第1節 回収なくして売上にあらず
第2節 信用調査と与信管理
第3節 売上代金回収の基本戦略
第4節 販売先の倒産
第5節 手形に関する基本知識
第2章 売上に関する戦略
第1節 値引き合戦に陥らず,あえて値上げを考える
第2節 増収増益でも倒産する
第3節 売上債権の回転期間
著者プロフィール
内田 正剛(うちだ まさたか)
公認会計士
昭和53年生まれ。
平成13年大阪府立大学経済学部卒業後,
平成14年中央青山監査法人へ入所。
その後,新日本アーンスト アンド ヤング税理士法人,イギリス大学院留学などを経て,現在,大手監査法人に勤務。
沈着な姿勢と深い知識・経験を背景とした助言に特徴がある。
著書
『赤字決算の原因と対策がわかる本』(中央経済社)