- 本の紹介
- 会計学の研究方法について、研究アイデアの段階から研究結果の出版に至るまで読者を導く。会計学研究に携わる者の視点から、実際に直面する様々な問題に焦点を当てている。
- 担当編集者コメント
- 日本語訳がこなれており、非常に読みやすい仕上がりです。どの章を読んでも示唆に富んでおり、会計学研究の恰好のガイダンスです。
第1章 序論と概要
第2章 研究アイデアの展開
第3章 理論・文献・仮説
第4章 データ収集
第5章 データ分析
第6章 会計の研究倫理
第7章 実験的研究
第8章 サーベイ研究
第9章 フィールドワーク
第10章 アーカイバル研究
第11章 指導と審査の過程
第12章 研究の出版に向けて
付録1 会計ジャーナルのランキング
付録2 サンプル論文
- 著者から
- 本書は、会計学の研究方法に関する必読書として、様々なレベルの会計研究者に広く読まれてきた。会計分野の様々な研究方法から論文の出版プロセスに至るまでの実践的なガイダンスを提供している。本書を読むことで、長く困難な研究の道のりが開け、研究成果が出版され光があたることを原著者は期待しており、翻訳者一同もこの日本語訳によって会計研究がより活発に行われるようになれば大いなる喜びである。
本書の翻訳者は、全員が監訳者のゼミにおいて薫陶を受け、平素から密接な連携のもとに研究活動を行っている会計学者である。本書の翻訳にあたっても、会合と議論を重ね、一貫した翻訳となるよう心を配り、出来るだけわかりやすい文章となることを心がけた。