消費税仕入税額控除簡易課税制度実践トレーニング

本の紹介

消費税にあってトラブルの絶えない簡易課税制度に特化した解説＋トレーニング本。適用要件、届出、事業区分、計算をマスターできるように、問題形式で確認しながらサポート。

渡辺 章（わたなべ あきら）
［プロフィール］
税理士
1972年生まれ。大学卒業後，損害保険会社勤務，大原縛記学校税理士講座本部・消費税法科勤務（元専任講師）。会計事務所勤務中の2007年に税理士登録。その後08年に独立開業し現在に至る。現在，千葉県税理士会　千葉税務研究所　相談担当研究員，（公財）日本税務研究センター　実践ゼミ小委員会委員に従事。

［主な著作］
『消費税　仕入税額控除　個別対応方式実践トレーニング』（中央経済社）
『令和5年度税制改正・通達対応　インボイス導入で変わる消費税実務【完全対策版】』（ぎょうせい）

担当編集者コメント

度重なる改正もあり、簡易課税制度がかなり危険な制度となってきていると著者は警鐘を鳴らし、一方で、間違いなく適用できるように丁寧に制度を解説した書。

前著『個別対応方式実践トレーニング』の姉妹書となる。
2冊とも著者の消費税に対する思いが伝わる書。

著者から

本書は、仕入税額控除税額において、重要な位置を占める簡易課税制度に特化して、その解説を行っています。
まず、Part1では簡易課税制度の適用要件、計算方法、選択届出書及び選択不適用届出書などの届出書の留意点、事業区分などを確認していきます。
Part2では、Part１で解説した内容を問題形式で確認していきます。
加えて、「日本標準産業分類」の事業分類と簡易課税制度の事業区分とのギャップを「ここがおかしい消費税！」で解説を行っています。