産業医と弁護士が解決する社員のメンタルヘルス問題

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メンタルヘルス実務研究会

定価(紙 版):2,420円(税込)

発行日:2016/01/13
A5判 / 204頁
ISBN:978-4-502-16591-7

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本の紹介
急増する企業のメンタルヘルス問題は、医療と労働法が複雑に絡み合う。両分野のプロである産業医と弁護士が、病気の特徴や、従業員への適切な対応を解説。人事労務担当者、必見!

目次


産業医と弁護士が解決する
社員のメンタルヘルス問題

目次

はしがき

第Ⅰ部 基本編
 第1章 メンタルヘルス問題の増加と企業の法的リスク
  1 メンタルヘルス不調の労働者の増加
  2 メンタルヘルス問題によって生じる企業の法的リスク

 第2章 精神疾患総論
  1 職場における精神疾患
  2 「メンタルヘルス不調」と精神疾患~事例性と疾病性~

 第3章 精神疾患各論〜それぞれの病気の特徴〜
  1 はじめに
  2 病気の特徴と治療

 第4章 主治医からの診断書をどう考えるか
  1 診断書とは何か,その特徴は
  2 診断書の読み方
  3 診断書の扱い方

 第5章 精神障害の労災認定基準と使用者の安全配慮義務
  1 精神障害の労災認定基準
  2 使用者が負う安全配慮義務とその具体的内容

 第6章 産業医・主治医との連携,弁護士との連携
  1 医師との連携
  2 弁護士との連携

第Ⅱ部 実務プロセス編
 第7章 メンタルヘルス不調者を把握するきっかけとその対応
 ◆ 職場でメンタルヘルス不調者を把握する3つの契機
  ⑴ 本人からの申告
  ⑵ 上司や同僚の気づき
  ⑶ 産業保健スタッフからの指摘

 第8章 メンタルヘルス不調の判明と休職前の実務対応
  1 判明のきっかけとしての受診勧告・受診命令等 弁護士の視点
  2 休職前の産業医面談の実務とその意義 産業医の視点
  3 就労可能か否かの法的分岐点 弁護士の視点
  4 就業継続か長期欠勤か 産業医の視点
  5 休職前に就業上の配慮を行う場合の留意点 弁護士の視点
  6 就業状の上の配慮をした場合の現場での情報共有 
     産業医の視点
  7 症状が強く出ている従業員への現場対応 弁護士の視点
  8 業務起因性が疑われる場合

 第9章 休職時の注意点
  1 休職の判断はどう行うか産業医の視点
  2 休職の判断はどう行うか弁護士の視点

 第10章 休職している間の注意点
  1 休職に入る段階
  2 休職中の段階
  3 休職している間の注意点 弁護士の視点

 第11章 復職時の判断とその後の実務
  1 復職の可否の判断
  2 産業医からみた復職判断~4つのステップ~
  3 復職時の職務の軽減と異動 弁護士の視点
  4 復職時の配慮 産業医の視点
  5 復職後に再発した場合の対応 弁護士の視点

 第12章 休職期間の満了に伴う実務対応
  1 休職期間満了で退職する労働者 産業医の視点
  2 休職期間中に退職する労働者 産業医の視点
  3 休業期間の満了に伴う雇用契約の終了 弁護士の視点
  4 再発防止策

 コラム1 メン タルヘルスの未然防止のためのストレスチェック制度の
       創設
 コラム2 メンタルヘルス疾患と道路交通法
 コラム3 メンタルヘルス不調と採用面接
 コラム4 休暇?休業?休職?

 [資 料]
  1 業務による心理的負荷評価表
  2 業務以外の心理的負荷評価表



著者プロフィール ■編者のプロフィール
メンタルヘルス実務研究会
大手企業の産業医4名と人事労務を取り扱う弁護士4名の合計8名により2013年4月に立ち上げ。
2カ月に1回のペースでメンタルヘルス問題のケーススタディを通じて,産業医学ないし精神医学の観点と人事労務弁護士の観点で,様々な協議や意見交換を重ね,研鑽を積んでいる。
月刊誌「ビジネス法務」2014年9月号から12月号に連載「産業医と弁護士が一緒に考えるメンタルヘルス問題」,2015年1月号に「産業医と弁護士が答える 現場が知りたい8つのギモン」を寄稿している。




















著者紹介

メンタルヘルス実務研究会(めんたるへるすじつむけんきゅうかい)