企業会計におけるリスクマネジメント―金融機関と不正経理をめぐって
- 書籍品切れ中
- 本の紹介
- 企業会計がリスクマネジメントに関してどう対応してきたかを、金融機関と不正経理のケースをもとに、組織特性等をふまえて考察し、さらに会計の本質に迫る一般理論を提示。
- 担当編集者コメント
- 本書は、企業経営をいわば「仲介」として,企業会計がリスクマネジメントにかんしてどのように対応または対処してきたかを,組織特性等を踏まえつつ考察するものです。
本書で展開、記述した内容の多くは、金融機関にかかる検査手法や不祥事そして不正経理が企業会計とリスクマネジメントにもたらす意義と影響等について、個別具体的な議論を展開しています。
しかし、本書の真の意義は、個別具体的なケースをもとに調査,検討しながらも、そこにおいては,企業会計とリスクマネジメントにかかる特殊理論から一般理論への架橋としての役割を有する点にあると思っています。
会計の研究書ではありますが、研究者だけでなく、金融機関にお勤めの方、経理・財務担当者の方々などにも大変有益な示唆が得られると思います。
ぜひぜひご覧ください!