- 本の紹介
- 環境変化に強く、長期的に収益力の高い組織創りとは? 会社の組織を小さな損益単位に分けた全員参加型経営=アメーバ経営の実像を、導入企業への調査をもとに解き明かす。
目次
アメーバ経営が組織の結束力を高める
目次
プロローグ 社風の異なる会社をすばやく、着実に統合する
1 京セラグループにおけるアメーバ経営の導入事例から学ぶ
2 KCMEのケースから何を学ぶのか
3 歴史・業態・社風が異なる3社の経営統合
4 新会社発足までの集中的取り組み
5 アメーバ経営導入・運用の成功のカギ
6 本書の構成
第1章 経営統合までの沿革と取り組み:
統合コンセプトの実現のために
1 KCCSの通信エンジニアリング事業の沿革とアメーバ経営
2 弘栄への資本参加とアメーバ経営の導入・運用
3 ネットイットワークスへの資本参加とアメーバ経営の導入・運用
4 新会社発足までの取り組み:新会社設立プロジェクト
第2章 アメーバ経営:全員が同じ採算数字を見て行動する
1 小集団部門別採算制度
2 アメーバ経営は採算数字へのこだわりのシステム
3 アメーバ経営は全員参加の経営
4 アメーバの枠を超えた連携
5 アメーバ経営はフィロソフィと車の両輪
第3章 アメーバ経営の仕組み:
採算数字へのこだわりとアメーバの枠を超えた連携
1 「市場を見える化した、任せる経営」と「全員参加の経営」
2 自分たちの採算数字
3 徹底したPDCAサイクル
4 アメーバの枠を超えた連携
第4章 フィロソフィを共有して、ベクトルを合わせる
1 フィロソフィはアメーバ経営と車の両輪
2 「私たちの姿勢」の制定
第5章 仕組みとフィロソフィを行動につなげる:
経営トップの主導
1 アメーバ経営の運用とリーダーの育成
2 アメーバ会議において教える
3 現場を回って教える
4 部課長研修で教える
5 プロモーターを使う
第6章 部課長研修:
相互交流のなかでリーダーの役割を共有する
1 フィロソフィの共有を超えて
2 経営トップが研修を主導する
3 相互交流のなかでの学びを行動に移す
4 研修をコンサルタントがマネジメントする
5 他所勤務者や現場の部下とのコミュニケーションを図る
第7章 アメーバリーダーが現場を経営する
1 顧客に応答する
2 アメーバの枠を超えて連携する
3 全員を束ねるリーダーシップを発揮する
エピローグ 何を学ぶのか
1 アメーバ経営を軸とした組織変革の成功事例から学ぶ
2 アメーバ経営導入・運用の成功のカギ
3 成功する組織変革への学び
著者プロフィール
谷 武幸
窪田祐一