国際監査基準の完全解説

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内藤 文雄 編著
松本 祥尚 編著
林 隆敏 編著

定価(紙 版):8,140円(税込)

発行日:2010/02/19
A5判 / 672頁
ISBN:978-4-502-22440-9

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本の紹介
会計国際化に伴う監査・保証業務の中核をなす国際監査基準、国際レビュー業務基準、国際保証業務基準、国際関連業務基準、フレームワーク、国際品質管理基準の内容と日本基準との差異を解説。

目次


国際監査基準の完全解説
目次

 はじめに
 本書利用の際の留意事項

第1部 公認会計士の職業的専門業務のフレームワーク
 第1章 国際品質管理基準
  ISQC1 財務諸表の監査およびレビューならびにその他の保証業務
        および関連業務を提供する事務所の品質管理

 第2章 保証業務の国際的枠組み
  IFAE 保証業務の国際的枠組み

第2部 財務情報の監査
 第3章 財務諸表の監査の一般原則と責任
  ISA200 独立監査人の全般的目標および国際監査基準に準拠した
        監査の実施
  ISA210 監査業務の契約条項に関する合意
  ISA220 財務諸表の監査の品質管理
  ISA230 監査調書
  ISA240 財務諸表の監査における不正に関する監査人の責任
  ISA250 財務諸表の監査における法令および規制の考慮
  ISA260 ガバナンスに責任を負う者とのコミュニケーション
  ISA265 ガバナンスに責任を負う者および経営者に対する内部統制
        の欠陥の伝達

 第4章 重要な虚偽表示のリスクと重要性
  ISA300 財務諸表の監査の計画
  ISA315 組織体およびその環境の理解を通じた重要な虚偽表示の
        リスクの識別と評価
  ISA320 監査の計画と実施における重要性
  ISA330 評価済リスクへの監査人の対応
  ISA402 サービス提供組織を用いる組織体に関連する監査の考慮
        事項
  ISA450 監査中に識別した虚偽の表示の評価

 第5章 監査手続と証拠
  ISA500 監査証拠
  ISA501 監査証拠―特定項目についての追加的考慮事項
  ISA505 外部確認書
  ISA510 初年度監査業務―期首残高
  ISA520 分析的手続
  ISA530 監査サンプリング
  ISA540 公正価値の会計上の見積りおよび関連する開示を含む会
        計上の見積りの監査
  ISA550 関連当事者
  ISA560 後発事象
  ISA570 継続企業
  ISA580 書面による陳述

 第6章 他者の業務の利用
  ISA600 特別な考慮事項―連結財務諸表の監査
        (構成要素にかかる財務情報の監査人の業務を含む)
  ISA610 内部監査人の業務の利用
  ISA620 他の専門家の業務の利用

 第7章 監査の結論と報告
  ISA700 財務諸表に対する監査意見の形成と報告
  ISA705 独立監査人の報告書における監査意見の修正
  ISA706 独立監査人の報告書における強調事項の記載区分とその
        他事項の記載区分
  ISA710 比較情報―対応数値および比較財務諸表
  ISA720 監査済財務諸表を含む開示書類におけるその他の情報に
        対する監査人の責任

 第8章 特殊領域の監査報告
  ISA800 特別な考慮事項―特別目的の枠組みに準拠して作成され
        た財務諸表の監査
  ISA805 特別な考慮事項―個別財務表および財務表の個々の構
        成要素,勘定または項目の監査
  ISA810 要約財務諸表に関する報告業務

第3部 財務情報のレビュー
 第9章 国際レビュー業務基準
  ISAE2400 財務諸表のレビュー業務
  ISAE2410 組織体の独立監査人が実施する期中財務情報の
          レビュー

第4部 保証業務
 第10章 国際保証業務基準
  ISAE3000 過去財務情報の監査またはレビュー以外の保証業務

 第11章 主題特定保証業務基準
  ISAE3400 将来財務情報の検証業務

第5部 関連業務
 第12章 国際関連業務基準
  ISRS4400 財務情報に関する合意された手続業務
  ISRS4410 財務諸表の調製業務

 索  引

著者プロフィール <編著者紹介>
内藤文雄

松本祥尚

林 隆敏
























著者紹介

内藤 文雄(ないとう ふみお)
[プロフィール]
1981年神戸大学卒業。1986年同大学院単位修得退学。同年神戸大学経営学部助手,専任講師,助教授を経て,1995年博士(経営学)神戸大学を取得,l997年神戸大学経営学部教授,1999年同大学院経営学研究科教授,2006年神戸大学名誉教授,甲南大学経営学部教授となり,現在に至る。専攻は,企業会計論および監査論。
日本会計研究学会理事・評議員・学会賞等審査委員,日本監査研究学会理事,金融庁企業会計審議会臨時委員・公認会計士試験試験委員,日本学術振興会科研費国際共同研究加速基金審査委員・科研費審査委員(第一次),日本公認会計士協会品質管理審議会会長代理・監査業務モニター会議委員・資格審査委員,環境省環境報告書審査基準委員会委員,日産自動車株式会社ガバナンス改善特別委員会委員,日本内部監査協会青木賞審査委員などを歴任・現任。

[主な著作]
『監査の質に対する規制』(共著,国元書房,2021年)
『監査・保証業務の総合研究』(編者,中央経済社,2014年)
『財務情報等の監査・保証業務』(単著,中央経済社,2012年)
『分析 利益情報の変容と監査』(共著,中央経済社,2011年)
『財務諸表監査の考え方〔改訂版〕』(単著,税務経理協会,2011年)
『国際監査基準の完全解説』(共編著,中央経済社,2010年)
『財務諸表論―ミドルクラス―』(単著,税務経理協会,2005年)
『財務諸表監査の変革』(単著,税務経理協会,2003年)
『連結財務諸表監査』(単著,中央経済社,1999年)
『監査判断形成論』(単著,中央経済社,1995年)

松本 祥尚(まつもと よしなお)

林 隆敏(はやし たかとし)
[プロフィール]
関西学院大学商学部教授
1989年関西学院大学商学部卒業,1994年関西学院大学大学院商学研究科単位取得満期退学。
同年甲子園大学経営情報学部専任講師,1999年関西学院大学商学部助教授,2005年4月より現職。博士(商学)。
現在,日本監査研究学会理事,国際会計研究学会理事,日本経済会計学会理事,金融庁企業会計審議会委員。

[主な著作]
『継続企業監査論』中央経済社,2005年
『国際監査基準の完全解説』(共編著)中央経済社,2010年
『わが国監査報酬の実態と課題』(共著)日本公認会計協会出版局,2012年
「監査報告の変革―欧州企業のKAM事例分析―」(編著)中央経済社,2019年
『ベーシック監査論(9訂版)』(共著)同文舘出版,2022年