企業価値評価の実証分析―モデルと会計情報の有用性検証
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- 本の紹介
- 会計情報を活用した企業価値評価の総合研究。企業評価のための各種モデルを比較検討し、モデルの実践適用に必要なデータの特性の分析や、将来数値の予測のあり方を考察。
- 担当編集者コメント
- 日本会計研究学会に設置された特別委員会(2006年9月~2008年9月)での研究成果を基礎にしており、会計学の実証分析を扱った最先端の研究書です。
- 著者から
- 本書は、会計情報を活用した企業価値評価をめぐる諸問題を実証的に分析した研究書である。
本書では、企業が公表する会計情報に基づいて投資者が株式投資の意思決定のために行う企業価値の評価が研究の対象としてとりあげられ、主として次の論点をめぐる実証分析と、分析結果に基づく考察が行われる。すなわち、証券市場での現実の価格形成とは別にそのような企業価値を行うことの意義に関する検討、企業価値評価のために考案されてきた各種の評価モデルの優劣比較、およびそれらのモデルの実践適用に際して必要となる会計データの予測に役立つ経験的事実の検出などがそれである。