部門別ＩＦＲＳの影響と対策
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- 製造・営業のライン部門のほか、総務・人事・システムなどの本社スタッフ部門や取引先などの外部関係者まで網羅し、影響を検討して実務で役立つテンプレートを織り込みながら対策を示す。
目次
部門別 IFRSの影響と対策
目次
はじめに
略語一覧
第Ⅰ部 IFRSの概要
第1章 IFRSの概要・特徴
1 IFRS の概要
2 日本のコンバージェンスの動向
3 日本のアドプションに向けての動き（日本版ロードマップの概要）
第2章 IFRS基準書の概要
1 概 論
2 IAS 第1号 財務諸表の表示
3 IAS 第2号 棚卸資産
4 IAS 第7号 キャッシュ・フロー計算書
5 IAS 第8号 会計方針，会計上の見積りの変更および誤謬
6 IAS 第10号 後発事象
7 IAS 第11号 工事契約
8 IAS 第12号 法人所得税
9 IAS 第16号 有形固定資産
10 IAS 第17号 リース
11 IAS 第18号 収 益
12 IAS 第19号 従業員給付
13 IAS 第21号 外国為替レート変動の影響
14 IAS 第23号 借入費用
15 IAS 第24号 関連当事者についての開示
16 IAS 第27号 連結および個別財務諸表
17 IAS 第28号 関連会社に対する投資
18 IAS 第31号 ジョイント・ベンチャーに対する持分
19 IAS 第33号 1株当たり利益
20 IAS 第34号 中間財務報告
21 IAS 第36号 資産の減損
22 IAS 第37号 引当金，偶発負債および偶発資産
23 IAS 第38号 無形資産
24 IAS 第39号 金融商品：認識と測定，IFRS 第9号 金融商品
25 IAS 第40号 投資不動産
26 IFRS 第1号 国際財務報告基準の初度適用
27 IFRS 第2号 株式報酬
28 IFRS 第3号 企業結合
29 IFRS 第5号 売却目的で保有する非流動資産および廃止事業
30 IFRS 第7号 金融商品：開示
31 IFRS 第8号 事業セグメント
第Ⅱ部 社内各部門の業務に与えるIFRS導入の影響
第1章 マネジメント部門
1 経営者・取締役会
2 監査役・監査役会
第2章 製造・販売部門（ライン部門）
1 研究開発部
2 購買部
3 物流部・資材管理部
4 製造部
5 営業部
第3章 コーポレートサービス部門（経理部以外）
1 経営企画部
2 総務部
3 法務部
4 人事部
5 教育研修部
6 情報システム部
7 財務部
第4章 経理部門
1 本社経理部
2 グループ管理部
第5章 その他
1 内部監査部
2 子会社・関連会社
第Ⅲ部 外部利害関係者等が受けるIFRS導入の影響
第1章 外部利害関係者
1 取引先（仕入先・販売先）
2 金融機関
3 投資家（株主)・アナリスト
第2章 当局と業界団体
1 監督官庁
2 業界団体
著者プロフィール
【編著者紹介】
上薗 朗（かみぞの・あきら）
カウンシードコンサルティング株式会社 代表取締役 公認会計士，
税理士
法政大学経営学部卒。
1996年公認会計士２次試験合格，
1998年朝日監査法人（現あずさ監
査法人）入所。
主に上場会社や公開準備会社の財務諸表監査業務に従事。
中堅監査法人やコンサルティング会社を経て，
2008年10月カウンシードコンサルティング株式会社を設立し，
代表取締役に就任。
主に上場会社や公開準備会社に対する内部統制支援業務や決算支援業務に従事。
【著者紹介】
佐藤 洋平（さとう・ようへい）
佐藤税理士法人 パートナー 公認会計士，税理士
横浜国立大学経営学部卒。
2000年公認会計士２次試験合格，
同年監査法人トーマツ（現有限責任監査法人トーマツ）入所。
主に上場会社や公開準備会社の財務諸表監査業務及び米国企業改革法（US-SOX）対応支援業務に従事。
2010年５月佐藤税理士法人を設立し，パートナーに就任。
主に企業の内部統制構築支援業務，決算支援業務のほか，事業承継支援業務などに従事。
角田 裕二（つのだ・ゆうじ）
株式会社ウィルウォーカーズ会計事務所 取締役，株式会社カウンシード会計事務所 代表
取締役，角田裕二税理士事務所 所長 税理士
法政大学社会学部卒。
2006年税理士試験５科目合格後，
2007年に税理士登録。
2000年より税理士事務所，会計事務所での勤務を経験し，
2009年に株式会社カウンシード会計事務所を設立，
税理士事務所を開設し，
2010年にウィルウォーカーズ会計事務所の取締役に就任。
主に法人，個人の独立開業支援業務や税務顧問，証券化コンサルティング業務に従事。
友廣 真也（ともひろ・しんや）
株式会社日本戦略会計 代表取締役 公認会計士
中央大学商学部卒。
2002年公認会計士２次試験合格，
2002年監査法人トーマツ（現有限責任監査法人トーマツ）入所。
主に上場会社・会社法会社・組合等の会計監査業務及び米国企業改革法（US-SOX）対応支援業務に従事。
2007年より内部統制構築支援業務に携わり，みずほセミナー講師を務めるほか，㈱elecolle（エレコレ）にて内部統制支援ツールの作成提供
活動を経て，現職。
古山 幸司（ふるやま・こうじ）
古山公認会計士・税理士事務所代表 公認会計士，税理士
慶應義塾大学経済学部卒。
公認会計士第二次試験合格後，中堅監査法人，
監査法人トーマツ（現有限責任監査法人トーマツ）にて，
主として上場会社や上場準備会社の会計監査業務及び株式公開支援業務に従事。
その後2009年10月に古山公認会計士事務所開業。
主に法人・個人の税務顧問，決算支援業務や財務諸表監査等を行う。
八代 英明（やしろ・ひであき）
三優監査法人名古屋事務所 マネージャー 公認会計士
慶應義塾大学商学部卒。
都市銀行入行後，2000年公認会計士２次試験合格，
2000年三優監査法人入所。
主に上場会社や公開準備会社の財務諸表監査業務に従事。
- 担当編集者コメント
- ＩＦＲＳは様々な部門業務に影響を与える。そのため，経理部門は，導入準備において中心的役割を果たすことが求められる。つまり，経理以外の業務にどのような影響があるのかを完全に把握することが不可欠である。上記のことを念頭におき，本書は，以下の部門等における影響と対策を実践的に解説している。
◆マネジメント部門
経営者・取締役会，監査役・監査役会
◆製造・販売部門（ライン部門）
研究開発部，購買部，物流部・資材管理部，製造部，営業部
◆コーポレートサービス部門（経理部以外）
経営企画部，総務部，法務部，人事部，教育研修部，情報システム部，財務部
◆経理部門
本社経理部，グループ管理部
◆その他
内部監査部，子会社・関連会社
