美術の会計

山本 誠

定価(紙 版):4,400円(税込)

発行日:2017/10/18
A5判 / 188頁
ISBN:978-4-502-24391-2

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本の紹介
美術や芸術の活動には、美術品という経済財の制作・流通の側面や美術館などの組織運営の側面などの経済・経営的な問題がある。本書は会計学の視点からこれらの解明を行う。

著者紹介

山本 誠(やまもと まこと)

担当編集者コメント
美術や芸術は、その性質上数値分析にはなじまないようにも感じられます。

しかし、美術・芸術作品はほとんど有償で流通し、また収集・展示する美術館等も継続するには、効率的な維持・運営が不可欠です。

そこで、本書では美術・芸術品、さらには美術館等の経済的側面に焦点をあてて、会計学の視点から伏在する問題点を解明しています。

<目次>
序 章 本書の目的と構成
第1章 美術品の取引過程
第2章 美術市場の性格
第3章 美術品の評価と鑑定の困難性
第4章 美術品と税
第5章 美術館における経営上の課題
第6章 美術館と命名権
第7章 企業と文化活動
第8章 芸術活動とメセナ
第9章 メセナ支出の会計的管理
終 章 今後の課題

美術について、経営的な視点の研究等は目にしたことがありますが、会計の視点からのものは(まとまったものとしては)本書が初めてではないかと思われます。

ぜひ、ご覧ください!