- 本の紹介
- 収益性を中心に安全性や活動性の分析、将来データやセグメントデータの分析までも対象にする米国の経営分析技法の特徴点や問題点を文献研究やケーススタディにより明らかにする。
目次
アメリカの経営分析論
目次
序章 本書の目的と構成
1 本書の目的
2 本書の研究方法と構成
第1部 経営管理分析の確立
第1章 デュポン・チャート・システム
1 デュポン・チャート・システムの意義
2 デュポン・チャート・システムの成立 ……ほか
第2章 ブリスの経営分析論
1 ブリス経営分析論の意義
2 収益性比率
3 活動性比率 ……ほか
第3章 デュポン・システムのその後の展開
1 事業部業績評価論の展開
2 デュポン式の再構成
第2部 主要な経営分析手法の考察
第4章 流動性分析
1 バーンスタインの経営分析論 ……ほか
第5章 長期支払能力の分析
1 資本構成の分析
2 利益カバレッジ分析
3 キャッシュ・フロー分析 ……ほか
第6章 活動性分析
1 回転率
2 総資産回転率
3 売掛債権回転率 ……ほか
第7章 収益性分析
1 資本利益率
2 売上高利益率
3 利益増減分析 ……ほか
第8章 市場評価分析
1 市場評価比率
2 市場評価関連比率
3 利益処分関連比率 ……ほか
第3部 ギブスンの経営分析論
第9章 ギブスン経営分析論の概観
1 ギブスンの経営分析手法
2 流動性分析 ……ほか
第10章 ナイキ社の経営分析-ケース・スタディ
1 バック・グランド
2 MD&A
3 ナイキ社の分析 ……ほか
終章 総括と今後の課題
著者プロフィール
渋谷武夫(しぶや たけお)
一橋大学経済学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得。富士短期大学講師・助教授、専修大学助教授を経て、現在、専修大学教授。全国経理教育協会上級審査会委員。<主著>『現代工業簿記』(共著・税務経理協会)、『アメリカの経営管理分析』(中央経済社)、『財務諸表分析入門の入門』(税務研究会)、『原価計算の考え方・すすめ方』(中央経済社)、『経営分析の考え方・すすめ方(第2版)』(中央経済社)