人事のためのデータサイエンス―ゼロからの統計解析入門
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- 人事分野でデータの活用が求められています。データサイエンスの中でも実践しやすい「統計解析」に焦点をあて、どのような場面や目的で活用できるのかを具体的に解説します。
目次
人事のためのデータサイエンス
目次
はじめに
Part 1 人事データ活用のイメージを具体化する
[第1章] 人事データ活用とは
❶人事データとは
❷データ活用とは
[第2章] 人事データ活用への関心が高まっている背景とは
❶ 背景<1>:「技術革新」による後押
❷ 背景<2>:「戦略人事への転換」に不可欠
❸ 背景<3>:「人事業務・施策のレベルアップ」の武器
[第3章] 人事データ活用の土台づくり
❶理解を得る
❷データの収集・取得のポイント
❸データの管理・蓄積のポイント
[第4章] 人事データ活用のPDCAサイクル
❶陥りがちな失敗例
❷ 人事データ活用を成功に導く
Part 2 人事データの特徴を把握する
[第5章] 人事データの性質を理解する
❶数値データの4類型
❷評価データの特徴
[第6章] 人事データを見える化する
❶単一の変数の見える化
❷ 2つの変数の組み合わせの
[第7章] 人事データの特徴を数で表す
❶中心的傾向を示す「代表値」
❷散らばりを示す「散布度」
❸ 尺度水準と代表値・散布度の関係それぞれの尺度水準ごとに 用いることができる代表値散布度
Part 3 統計解析で人事データを活用する
[第8章] 統計解析の基礎
❶統計解析を行う意義
❷本書で取り扱う統計解析の手法
❸統計的仮説検定の基礎
[第9章] 高業績者の行動特性をあぶりだす―対応のないt検定
❶対応のないt検定の分析例
❷t検定を行う理由
❸ 対応のないt検定を行う際の留意点
❹t検定の分析結果の応用
[第10章] 研修効果を確認する
―対応のあるt検定
❶対応のあるt検定の分析例
❷「 対応のあるt検定」と「対応のないt検定」の比較
❸2時点の比較の際の留意点
[第11章] 職種別の性格特性の差を確認する
―対応のない1要因の分散分析
❶ 対応のない1要因の分散分析の分析例
❷分散分析,多重比較を行う理由
[第12章] 職種別業績別の性格特性の差を確認する
―対応のない2要因の分散分析
❶ 主効果と交互作用
❷ 対応のない2要因の分散分析の分析例
[第13章] 満足度と離職意向の関係性を分析する―相関分析
❶相関分析の分析例
❷相関係数の注意点と対処法
❸相関分析の留意点
❹相関係数の応用例
[第14章] 活躍人材を予測する
―回帰分析
❶回帰分析とは
❷回帰分析の分析例
❸ 回帰分析の結果を予測に用いる
❹回帰分析の留意点
[第15章] 管理職行動の構造を明らかにする
―因子分析
❶因子分析とは
❷因子分析の具体例
❸因子分析の結果の活用
[第16章] 持続的成長モデルを検証する―共分散構造分析
❶共分散構造分析とは
❷共分散構造分析の分析例
❸共分散構造分析の留意点
さらに学びたい人への推奨図書
おわりに
索 引
著者プロフィール
入江 崇介 (いりえ しゅうすけ)
㈱リクルートマネジメントソリューションズ
HR Analytics & Technology Lab 所長。
2002年入社後,適性検査や従業員意識調査の開発,多面評価に関する研究,企業の人事制度の実態調査,および人事データ活用のコンサルティングなどに携わる。2018年より現職。
東京大学教養学部卒業,同大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了(修士(学術))。
- 担当編集者コメント
- これからの人事に必須の新しいリテラシー!
勘や経験だけに頼らない
効果的な人事施策を可能にするのが
統計解析をつかったデータ分析です。
人事の実務でどのようにデータを活用できるのか、
まずは本書でイメージをつかんでみてください。
数式は極力使わずに
・どのような手法があるのか
・どのような場面で使えるのか
・分析結果をどのように読み取ればよいのか
がわかるよう、満足度と離職意向の関係、
研修効果の確認、高業績者の行動特性、
活躍人材の予測など、具体的なテーマについて
データを使った分析をやさしく紹介していきます。
本書でのご案内のとおり、第6,7,9,10,13,14章のデータが
こちらからダウンロードできます。
加えて、第15章のデータもダウンロードが可能になりました。
どうぞご活用ください。(2018年11月5日更新)
→https://www.biz-book.jp/amendments/link_file/552
<目 次>
[Part1 人事データ活用のイメージを具体化する]
第1章 人事データ活用とは
第2章 人事データ活用への関心が高まっている背景とは
第3章 人事データ活用の土台づくり
第4章 人事データ活用のPDCAサイクル
[Part2 人事データの特徴を把握する]
第5章 人事データの性質を理解する
第6章 人事データを見える化する
第7章 人事データの特徴を数で表す
[Part3 統計解析で人事データを活用する]
第8章 統計解析の基礎
第9章 高業績者の行動特性をあぶりだす
―対応のない t検定
第10章 研修効果を確認する ―対応のある t検定
第11章 職種別の性格特性の差を確認する
―対応のない1要因の分散分析
第12章 職種別・業績別の性格特性の差を確認する
―対応のない2要因の分散分析
第13章 満足度と離職意向の関係性を分析する ―相関分析
第14章 活躍人材を予測する ―回帰分析
第15章 管理職行動の構造を明らかにする ―因子分析
第16章 持続的成長モデルを検証する ―共分散構造分析