- 本の紹介
- 会計学の基本原理を理解した上で、基本的な貸借対照表と損益計算書の数値の意味はどのようなものかが学べる入門テキスト。『ビジネスセンスが身につく簿記』の姉妹書。
- 担当編集者コメント
- 本書は,会計学の初学者を対象にした入門書です。そして、本書のねらいは,読者に会計情報のよき理解者、利用者になっていただくことです。
そのため、会計学の基本原理を理解した上で、基本的な貸借対照表と損益計算書の数値がいかにして示されるのか、また、その意味はどのようなものであるのかについて学習していきます。
なお、本書では簿記の知識がなくても会計の基礎を身につけられるように、解説を工夫しています。
会計学の入門書としてだけでなく、財務会計のテキストとしても大変有益ですね!
本書の特徴と目次は以下のとおり。
≪本書の特徴≫
➊ 全体を76項目の細かい区分に分けて,段階的に学習できるようにしています。
❷ 各項目は,原則2ページにしてコンパクトにまとめています(←ここが最大のポイント!)。
❸ 各項目で学習のポイントを明示しています。
❹ 各項目では,基本的な原理・処理を中心に説明しています。
❺ 各項目の学習時に全体の中での位置づけを意識できるように配慮しています。
❻ 第3章以降では,理解を助けるための問題演習もとり入れています。また、繰り返し問題練習ができるように、下記に解答用紙を掲載しています。
❼ 第3章以降では、企業の具体的な会計情報についても触れています。
≪目次≫
第1章
1 会計とは何か
2 会計の歴史
3 株式会社とは
4 会計情報の役割
5 会計制度
6 会計学と簿記
第2章 会計の基本原理
7 貸借対照表の構成要素
8 損益計算書の構成要素
9 構成要素の認識
10 構成要素の測定
11 資産測定(評価)と費用計上
第3章 貸借対照表(資産)
12 資産の区分
13 負債の区分と純資産の区分
14 現金預金
15 売上債権の種類
16 売上債権の期末評価
17 トレーニング①
18 有価証券の種類
19 有価証券の期末評価
20 トレーニング②
21 商品の取得原価
22 払出価額の計算
23 トレーニング③
24 商品の期末評価
25 トレーニング④
26 製品の製造原価
27 トレーニング⑤
28 仕掛品・製品の期末評価
29 トレーニング⑥
30 前払費用
31 有形固定資産の種類・取得原価
32 トレーニング⑦
33 有形固定資産の減価償却・期末評価
34 トレーニング⑧
35 リース資産
36 建設仮勘定
37 無形固定資産
38 投資その他の資産
39 繰延税金資産
第4章 貸借対照表(負債・純資産)
40 買掛金と未払金
41 未払法人税等と未払消費税等
42 未払費用と預り金
43 賞与引当金と退職給付引当金
44 社債と長期借入金
45 リース債務
46 繰延税金負債
47 純資産の意味と分類
48 資本金
49 資本剰余金と利益剰余金
50 自己株式
51 トレーニング⑨
52 評価・換算差額等と新株予約権
53 トレーニング⑩
第5章 損益計算書
54 2つの損益計算方法と損益計算書
55 損益計算書の区分
56 営業損益計算の区分
57 経常損益計算の区分
58 純損益計算の区分
59 トレーニング⑪
第6章 財務諸表を活用する
60 財務諸表の入手方法
61 財務諸表分析の方法
62 収益性の分析
63 トレーニング⑫
64 効率性の分析
65 トレーニング⑬
66 安全性の分析
67 トレーニング⑭
68 成長性の分析
69 トレーニング⑮
第7章 連結財務諸表
70 連結財務諸表の目的
71 連結の範囲
72 連結財務諸表の作成準備(子会社の時価評価)
73 投資と資本の相殺消去
74 非支配株主持分
75 トレーニング⑯
76 連結決算の流れ
なお、本書は『ビジネスセンスが身につく簿記』の姉妹書になりますので、あわせて勉強すれば効果が倍増です。
ぜひぜひご覧ください!!!
解答用紙→https://www.biz-book.jp/amendments/link_file/570