在外子会社の連結会計マニュアル〈第2版〉

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有限責任監査法人トーマツIFRSサービスセンター

定価(紙 版):9,240円(税込)

発行日:2009/09/04
A5判 / 844頁
ISBN:978-4-502-29910-0

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本の紹介
実務対応報告18号による在外子会社のIFRSへの移行実務をマニュアル化して解説。新版ではIFRS全面適用時の実務対応も織り込む。主要32ヵ国の現地国基準とIFRSの相違点一覧を収録。

目次


在外子会社の連結会計マニュアル
<第2版>

目次

第1章 実務対応報告第18号とIFRSを巡る状況について
 1 はじめに
 2 実務対応報告第18号について
  (1) 原則的な取扱い
  (2) 当面の取扱い
 3 EUの状況
 4 米国SECの状況
 5 IFRSを巡る日本の動き

第2章 作業項目と日程および入手すべき監査意見の水準
 1 はじめに
 2 移行年度期末決算の標準的作業日程表
  (1) 海外現地国会計基準の内容把握とIFRSとの差異把握
  (2) 在外子会社への問い合わせおよび回答分析
  (3) IFRS連結パッケージおよびマニュアルの作成方針の決定
  (4) 日本基準に変更するための「6項目」ワークシートの作成
  (5) 会計方針統一を行うための試算表ワークシートの作成
  (6) 海外共通のマニュアル(日本語・英語)の作成
  (7) X0年12月期末IFRS正式導入による期首残高確定
  (8) 組み替えについての現地監査人のクリアランス発行の
      可否を確認
  (9) 発見した問題点への対応策確定
  (10) X1年3月末第1四半期決算作業
 3 入手すべき監査意見の水準
 4 限定付適正意見,不適正意見,意見不表明
 5 将来的なIFRS導入に向けて

第3章 IFRS第1号の規定および特に注意すべき現地国基準と
     IFRSの相違点

 1 はじめに
 2 IFRS第1号「IFRSの初度適用」の主な内容
  (1) 対  象
  (2) 原  則
  (3) 例外規定(任意適用可能な例外規定)
  (4) 遡及適用の例外規定(強制適用される例外規定)
  (5) 開  示
  (6) 留 意 点
 3 特に注意すべき現地国基準とIFRSの相違点
  (1) のれんの償却
  (2) 退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理
  (3) 研究開発費の支出時費用処理
  (4) 投資不動産の時価評価および固定資産の再評価
  (5) 会計方針の変更に伴う財務諸表の遡及修正
  (6) 少数株主損益の会計処理
 4 将来的なIFRS導入に向けて

第4章 主要32カ国の現地国基準とIFRSの相違点
 1 調査対象国
 2 調査対象基準書
 3 非上場企業が個別財務諸表をIFRSに準拠して作成できるか

第5章 在外子会社連結作業マニュアル(和文)
 1 連結会計方針マニュアルに記載すべき項目と内容
  (1) はじめに
  (2) マニュアルの主な内容
  (3) IFRSを全面適用,あるいはIFRSと同等の現地国基準をすでに
     適用している在外子会社
  (4) 補足:Appendix1-2Aについて
 2 IFRSベースの追加連結パッケージの説明
  (1) 在外子会社連結パッケージ
  (2) 連結開始日における新規連結子会社のIFRSによる貸借対照表
     残高を確定させるための作業
 3 6項目の調整子会社情報ワークシートの説明
  (1) ASBJの要求する6項目の調整
  (2) 第18号の要求する6項目の調整作業用ワークシート
 4 連結パッケージ作成ガイド
  (1) はじめに
  (2) Appendix 1シリーズを記入するステップ

第6章 在外子会社連結作業マニュアル(英文)
 1 連結会計方針マニュアルに記載すべき項目と内容(英文)
  (1) Introduction
  (2) Main issues in the Manual
  (3) For the overseas subsidiary which has already adopted full
     IFRS or equivalent local GAAP Group Accounting Policy
     Manual(文例)
 2 IFRSベースの追加連結パッケージの説明(英文)
  ■Appendix1シリーズの連結パッケージのワークシート
   Appendix 1-1 “IFRS Balance Sheet Reclassified”
   Appendix 1-2 “IFRS Income Statement Reclassified”
   Appendix 1-2A “Detail of Equity Changes”
   Appendix 1-3 “IFRS Reclassification Journal”
   Appendix 1-4 “Opening Balance Sheet IFRS Reclassification” 
    ……ほか
 3 6項目の調整子会社情報ワークシートの説明(英文)
  ■Appendix2シリーズの連結パッケージのワークシート
   Appendix 2-1 “Goodwill”
   Appendix 2-2 “Pension Actuarial Gain or Loss”
   Appendix 2-3 “Capitalization of R&D Costs”
   Appendix 2-4 “Investment Property, Revaluation of PPE and
             Intangible assets”
   Appendix 2-5 “Restatement of Prior Years”
 4 連結パッケージ作成ガイド(英文)
 5 子会社からのインストラクション受取通知および年金質問書(英文)
  (1) インストラクション受取通知見本
  (2) 年金質問書

第7章 会計方針統一を行うための試算表ワークシート
 1 会計方針統一を行うための標準的試算表ワークシートの説明
 2 標準的試算表ワークシート
  ?Appendix 3-1 IFRS Balance Sheet for 6 items (No.1 Goodwill)
  ?Appendix 3-2 IFRS Balance Sheet for 6 items total
  ?Appendix 3-3 IFRS Income Statement for 6 items
                                 (No.1 Goodwill)
  ?Appendix 3-4 IFRS Income Statement for 6 items total

 資料
  主要32カ国の現地国会計基準とIFRSの主な相違点一覧
  1.イギリス
  2.フランス
  3.ド イ ツ
  4.オランダ
  5.ベルギー ……ほか


著者プロフィール [編者紹介]
有限責任監査法人トーマツ
有限責任監査法人トーマツはデロイト トウシュ トーマツ(スイスの法令に基づく連合組織体)のメンバーファームで,監査,マネジメントコンサルティング,株式公開支援,ファイナンシャル アドバイザリーサービス等を提供する日本で最大級の会計事務所のひとつです。
国内約40都市に2,000名以上の公認会計士を含む約5,000名の専門家を擁し,大規模多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。
詳細は監査法人トーマツWebサイト(www.tohmatsu.com)をご覧ください。

デロイト トウシュ トーマツ
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著者紹介

有限責任監査法人トーマツIFRSサービスセンター(ゆうげんせきにんかんさほうじんとーまつあいふぁーすさーびすせんたー)