社内規程立案の手引き

  • 書籍品切れ中

外山 秀行

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2019/07/09
A5判 / 176頁
ISBN:978-4-502-31221-2

ただいま品切れ中です

入荷をお待ちの方は、
お気に入りリストへご登録ください

  • ただいま品切れ中です

    入荷をお待ちの方は、
    お気に入りリストへご登録ください

本の紹介
社内規程の体系や効力などの基礎から、立案や改定の方法、条文の書き方の留意点、用字・用語の正しい意味と使い方などを実践的に学べる、全企業の総務担当者必携の1冊。

目次



社内規程立案の手引き
目次

  基礎編
第1章 社内規程の意義

 1 社内規程とは何か  
 2 社内規程にはどのような種類があるのか  
 3 どの会社にも必要な社内規程とは  
 4 社内規程は誰のため,何のためにあるのか  
 5 社内規程は内部統制システムとどのような関係にあるのか  
 6 社内規程は法律とどのような関係にあるのか  
第2章 社内規程の体系
 7 社内規程の体系とは何か  
 8 社内規程の体系はどこで定められているのか  
 9 社内規程の体系はなぜ重要なのか  
 10 社内規程の体系が形骸化する事態とは  
 11 社内規程の体系と法体系の共通点と相違点は何か  
第3章 社内規程の構造
 12 社内規程の立案に当たって必要な構造的理解とは  
 13 社内規程は同列の社内規程とどのような関係にあるのか  
 14 社内規程は上下の社内規程とどのような関係にあるのか  
 15 個々の社内規程はどのように構成されているのか  
 16 社内規程の条文はどのように表記されているのか  
第4章 社内規程の効力
 17 社内規程の効力はいつから生じるのか  
 18 社内規程の効力は誰に対して生じるのか  
 19 社内規程の効力が否定される場合とは  
 20 社内規程の効力は子会社にも及ぶのか  

  実践編
第1章 社内規程の運営

 1 社内規程の整備・運用はどのように行うべきか  
 2 社内規程の実効的な運用のために必要なことは何か  
 3 社内規程の立案について心掛けるべきことは何か  
 4 社内規程の審査について心掛けるべきことは何か  
 5 内部統制システムの関係者は社内規程に
   どう向き合うべきか  
第2章 立案の方式及び留意点
 6 社内規程の制定,改定及び廃止はどのような方式で行えば
   よいのか  
 7 新規の規程を制定する場合,特に留意すべきことは何か  
 8 規程のレベル選択を間違いやすいのはなぜか  
 9 規程のレベル選択の間違いを是正する方法とは  
 10 現行の規程を改定する場合,特に留意すべきことは何か  
 11 規程の立案に際して手続面で履行すべきことは何か  
第3章 規程全体の書き方
 12 社内規程の構成は法律とどこが違うのか  
 13 社内規程の題名を付ける際に留意すべきことは何か  
 14 社内規程の本則には条文をどのように配列すべきか  
 15 章の区分について留意すべきことは何か  
 16 目次について留意すべきことは何か  
 17 社内規程の附則にはどのようなことを規定すればよいのか  
第4章 条文の書き方
 18 条文の書き方について一般的に留意すべきことは何か  
 19 条文に見出しを付ける際に留意すべきことは何か  
 20 枝番号の条文を置くことは許されるのか  
 21 条文に複数の項を置く場合に留意すべきことは何か  
 22 項中のただし書はどのように書けばよいのか  
 23 項中の後段にはどのようなものがあるのか  
 24 号の使用について留意すべきことは何か  
 25 表とはどのようなものか  
 26 別表とはどのようなものか  
 27 目的規定はどのように書けばよいのか  
 28 定義規定はどのように書けばよいのか  
 29 条項の引用はどのように書けばよいのか  
 30 他の条項にある事項を引用するときの書き方とは  
 31 条項の準用とは何か  
 32 条文を読みやすくするための工夫とは  
第5章 用字
 33 条文中の漢字の使用にはどのようなルールがあるのか  
 34 副詞や接続詞は漢字を使って書くのか  
 35 送り仮名の付け方にはどのようなルールがあるのか  
 36 句読点の使い方にはどのようなルールがあるのか  
 37 外来語を使うときに留意すべきことは何か  
 38 数字を使うときに留意すべきことは何か  
 39 括弧などの記号はどのようなときに使えばよいのか  
第6章 用語
 40 条文中の語句の使用について留意すべきことは何か  
 41 語句を並べるときはどのように表現するのか  
 42 「又は」「若しくは」は,どう使い分けるのか  
 43 「及び」「並びに」は,どう使い分けるのか  
 44 「その他」と「その他の」は,どう違うのか  
 45 「とする」は,どのような場合に使うのか  
 46 「による」は,どのような場合に使うのか  
 47 「ものとする」は,どのような場合に使うのか  
 48 「しなければならない」は,どのような場合に使うのか  
 49 「してはならない」は,どのような場合に使うのか  
 50 「することができない」は,どのような場合に使うのか  
 51 「することができる」は,どのような場合に使うのか  
 52 「要しない」「妨げない」は,どのような場合に使うのか  
 53 「置く」「行う」などで結語するのは,どのような場合か  
 54 「みなす」と「推定する」は,どう違うのか  
 55 「場合」「とき」は,どう使い分けるのか  
 56 「もの」には,どのような使い方があるのか  
 57 「含む」「除く」「限る」には,どのような使い方があるのか  
 58 「等」は,どのように使えばよいのか  
 59 「この」「その」「当該」は,どのように使えばよいのか  
 60 「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」は,どう違うのか  




著者プロフィール
外山 秀行(とやま ひでゆき)
1975(昭和50)年東京大学法学部を卒業後,大蔵省に入省。2012(平成24)年退官。その間,内閣法制局に通算14年間勤務(’05(平成17)年第四部長,’06(平成18)年第三部長など)。退官後,東京大学公共政策大学院客員教授(法令実務に関する講座を担当)。
2019(令和元)年5月現在,弁護士,国際石油開発帝石(株)監査役。
主な著作は『法令実務基礎講座』(同文舘出版,2017年)。



著者紹介

外山 秀行(とやま ひでゆき)