- 本の紹介
- 生産性向上や働き方改革の進展に不可欠な人事労務のデジタル・トランスフォーメーションの対応を、全国社会保険労務士会連合会で長らくDX担当を務めた著者が具体的に解説。
目次
はじめに
1 AX:アーキテクチャ・トランスフォーメーション「物事の構造化・力学モデル化」
1・1 ITからDX:平成初頭日本の世界No・1IT企業
1・2 Windows95 後のインターネットとiPhone 後のモバイル
1・3 転換点:API実装による「データ流通」
1・4 ヒトが地を這うABCD問題
1・5 やはり縦割:Aアーキテクチャ問題
1・6 紙のほうが早い業務:B業務プロセス問題
1・7 ヒトはアナログで:Cカルチャー問題
1・8 システム連携;Dデータ問題
1・9 デジタル・ガバメントのアーキテクチャ
1・10 IPO:情報を処理する「働き」
1・11 IPOと働き
1・12 IPOD頭脳( P) を借りる割り切り特化型
1・13 I/O変革IoT森羅万象のIPアドレス付番
1・14 P変革1IPODモデルを使ったAIの基礎解説
1・15 P変革2ディープラーニング
1・16 P変革3Dなしで学習する強化学習へ
1・17 AIによる将来予想と現実の深堀
本章のまとめ
2 BX:ビジネスプロセス・トランスフォーメーション
2・1 意外と頑張った「年金システム刷新」
2・2 業務プロセス変革後:韓国のマネジメント
2・3 マネジメントシステムとしてのデジタル庁
2・4 マネジメント範囲が広大なデジタル庁
2・5 「2000個問題」と地方自治の独立
2・6 コロナ禍のテレワーク問題と生産性
2・7 50年間最低生産性アーキテクチャのモデル化
2・8 職業別のXn:労働者数
2・9 日米職業別Xn労働者数の比較
2・10 Xj労働時間「3×3生産モデル」での傾向把握
2・11 事務従事者のテレワーク効果検証
2・12 テレワーク議論をモデル化して「働き」深める
2・13 コマツのABCDX挑戦
2・14 ヒトの心技体の変化
2・15 能力開発とIPOD活動
2・16 テレワークの情報×移動・変形・変化
2・17 弊社労士法人の働き:n×n×n型労働と半農半IT
本章のまとめ
3 CX:カルチャー・トランスフォーメーション
3・1 直感の力〉合理的思考
3・2 タテを大事にした上でのヨコ移動
3・3 組織のDNAとは?Y染色体とそれ以外
3・4 「わが社」化の習慣化
3・5 儀礼論と労務管理
3・6 儀礼論と欲求5段階説
3・7 臭覚・味覚・触覚の儀礼化
3・8 自分で決める・他人にゆだねる時間
本章のまとめ
4 DX:データ・トランスフォーメーション
4・1 デジタル無形固定資産で武装化
4・2 DXの人事アーキテクチャ
4・3 DXと円運動の意味
4・4 8×3=24人事業務と組織運営結果
4・5 外部専門家とのn×n×n型の無形固定資産共有
4・6 業務を網羅し、その手順と根拠を共有する
4・7 マスタ・データの5成果と内外の役割分担
4・8 準IT従事者化:正規化とRPA・ノーコードの思考法
4・9 基本アーキテクチャとCXの役割
5 国のDXとしてのマイナンバー制度
5・1 マイナンバー制度の誤解1:最高裁判決と制度設計
5・2 マイナンバーの誤解2:マイナンバーとマイナンバーカード
5・3 「表と裏+内の顔
5・4 マイナンバーカードのこれから
5・5 最後に「標準化、ベース・レジストリと国家百年の計」
第4章・第5章のまとめ