企業経営の物流戦略研究〈第3版〉―ロジスティクス・マーケティングの創出
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- 物流・ロジスティクスを重視したマーケティングを提唱。第3版では、物流危機の現状を考察しつつ、ワーク・ライフ・バランス、健康経営に関する新潮流の研究成果を加筆。
目次
企業経営の物流戦略研究〈第3版〉
■ロジスティクス・マーケティングの創出
目次
はしがき
序 章 本書の概要と観点
第Ⅰ章 物流・ロジスティクスの発祥と変遷
Ⅰ-1 はじめに
Ⅰ-2 物流からロジスティクスへ
Ⅰ-3 ロジスティクスとSCM
Ⅰ-4 サードパーティ・ロジスティクス(3PL)
Ⅰ-5 国際インテグレーターの登場
Ⅰ-6 まとめ:進化する物流戦略
第Ⅱ章 SCMのグローバルな戦略的展開
Ⅱ-1 はじめに
Ⅱ-2 SCMの先行研究(1)
Ⅱ-3 SCMの先行研究(2)
Ⅱ-4 SCMの先行研究(3)
Ⅱ-5 まとめ:課題は標準化
第Ⅲ章 物流におけるマテハンの機能と戦略
Ⅲ-1 はじめに
Ⅲ-2 海外文献における物流とマテハン
Ⅲ-3 日本工業規格における物流とマテハン
Ⅲ-4 マテハンの目的と日本への導入経緯
Ⅲ-5 米国業界のロジスティクスとマテハン
Ⅲ-6 21世紀の日本におけるマテハン
Ⅲ-7 物流システムに必須なマテハン
Ⅲ-8 まとめ:マテハンへ高まる期待
第Ⅳ章 コールドチェーン(低温物流)の社会性
Ⅳ-1 はじめに
Ⅳ-2 コールドチェーンの定義
Ⅳ-3 コールドチェーンの社会性
Ⅳ-4 コールドチェーンの発展経緯
Ⅳ-5 中国におけるコールドチェーン
Ⅳ-6 冷凍食品に関する統計的考察
Ⅳ-7 まとめ:安全・安心への対応
第Ⅴ章 ロジスティクスとマーケティングの融合
Ⅴ-1 はじめに
Ⅴ-2 海外における先行研究(1)
Ⅴ-3 海外における先行研究(2)
Ⅴ-4 海外における先行研究(3)
Ⅴ-4-1 マーケティング・ロジスティクスと物流
Ⅴ-4-2 ロジスティクス重視の時代へ
Ⅴ-5 まとめ:新しい概念の創出
第Ⅵ章 ロジスティクス・マーケティングの提唱
Ⅵ-1 はじめに
Ⅵ-2 先行研究のレビュー
Ⅵ-3 ロジスティクス・マーケティングの枠組
Ⅵ-4 まとめ:新たな枠組みの構築
第Ⅶ章 ロジスティクス・マーケティング戦略
Ⅶ-1 はじめに
Ⅶ-2 物流・ロジスティクスの最新動向
Ⅶ-3 「買い物弱者」に対する地域物流
Ⅶ-4 地域物流とエリア・マーケティング
Ⅶ-5 最新のロジスティクス・コンセプト
Ⅶ-6 まとめ:戦略的な応用に向けて
第Ⅷ章 共同物流・共同配送に関する新潮流
Ⅷ-1 はじめに
Ⅷ-2 共同物流にかかわる諸概念
Ⅷ-3 配送と共同の概念的な発展
Ⅷ-4 共同物流の実施効果と発祥経緯
Ⅷ-5 物流共同化実態調査研究(2008年)
Ⅷ-6 物流共同化実態調査研究(2012年)
Ⅷ-7 2012年以降の物流共同化研究
Ⅷ-8 日本の共同配送に関する研究と施策
Ⅷ-9 都市部における共同配送の展開
Ⅷ-10 2015年の物流共同化に関する動向
Ⅷ-11 2016年以降の物流共同化に関する展望
Ⅷ-12 まとめ: 物流革命を実現するために
第Ⅸ章 物流業へのワーク・ライフ・バランスの導入
Ⅸ-1 はじめに
Ⅸ-2 総合物流施策大綱(2017年度~2020年度)
Ⅸ-3 ワーク・ライフ・バランスの導入
Ⅸ-4 ワーク・ライフ・バランスの普及
Ⅸ-5 米国におけるワーク・ライフ・バランス
Ⅸ-6 日本におけるワーク・ライフ・バランス
Ⅸ-7 まとめ
第Ⅹ章 物流業における「健康経営」の推進
Ⅹ-1 はじめに
Ⅹ-2 日本における健康経営の推進
Ⅹ-3 物流業における「健康経営」重視の時代
Ⅹ-4 まとめ
索引(和文/欧文)
著者プロフィール
【著者紹介】
丹下 博文(たんげ ひろふみ)
1950年,愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業,同大学院法学研究科修士課程修了。米コロンビア大学経営大学院修了(MBA),同大学院客員研究員,UCLA(米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)経営大学院および社会公共政策大学院客員研究員などを経て,現在は愛知学院大学経営学部および大学院経営学研究科教授,博士(経営学)。
主著に『企業経営のグローバル化研究〈第3版〉』,『企業経営の社会性研究〈第4版〉』,編著『地球環境辞典〈第4版〉』(以上,中央経済社刊),訳・論説『市場流通に関する諸問題〈新訂版〉』(白桃書房刊),『NEGOTIATION and MARKET GLOBALIZATION』(英文,成文堂刊)
など多数。