課税権配分ルールのメカニズム―投資先及び勤務先の各国裁判例から判る租税条約の本質

今村 隆

定価(紙 版):5,280円(税込)

発行日:2020/10/12
A5判 / 424頁
ISBN:978-4-502-35231-7

送料について
本の紹介
企業や社員が海外で得た所得が、彼の国で課税されるか(課税権の配分)は、最終的に租税条約で決まる。課税権配分ルールのメカニズムを、租税条約を巡る裁判例から詳解する。

著者紹介

今村 隆(いまむら たかし)
[プロフィール]
昭和51年 東京大学法学部卒
昭和54年 検事任官
平成10年から12年 法務省訟務局租税訟務課長
平成15年 検事退官,駿河台大学教授
平成16年 駿河台大学法科大学院教授
平成18年 税務大学校客員教授
平成23年 日本大学法科大学院教授
令和4年 日本大学法科大学院客員教授

[主な著作]
『租税回避と濫用法理J (大蔵財務協会,2015)
『現代税制の現状と課題 租税回避否認規定編』(新日本法規,2017)
『課税権配分ルールのメカニズム』(中央経済社,2020)
『課税訴訟における要件事実論ー3訂版』(日本租税研究協会,2022)