IFRS「公正価値測定」プラクティス・ガイド
- 本の紹介
- IFRS第13号「公正価値測定」の基本的な概念から開示上の留意事項までを、豊富なケーススタディとともに徹底解説。わが国の時価算定基準や米国基準との差異も明示。
目次
IFRS「公正価値測定」プラクティス・ガイド
目次
第Ⅰ部 IFRS第13号の基礎事項
第1章 IFRS13号の基本的な概念
第2章 IFRS13号公表の背景
第3章 IFRS13号の適用範囲
第Ⅱ部 公正価値の測定
第1章 公正価値測定のプロセス
第2章 測定対象となる資産または負債の決定(ステップ1)
1 資産または負債の特性
2 会計処理単位
3 市場リスクまたは相手先の信用リスクの相殺ポジション
第3章 評価の前提の決定(ステップ2)
1 取引
2 市場参加者
3 出口価格と入口価格
4 取引コスト
5 非金融資産に固有の考慮事項(最有効使用)
6 負債および資本に固有の考慮事項
第4章 市場の決定(ステップ3)
1 全般
2 主要な市場
3 最も有利な市場
4 市場へのアクセス
第5章 公正価値測定のための評価技法の決定(ステップ4)
1 評価技法の選択
2 ビッド価格およびアスク価格に基づくインプット
第6章 公正価値の算定(ステップ5)
1 当初認識時における公正価値
2 プレミアムおよびディスカウントに関する調整
3 公正価値ヒエラルキー
4 第三者が提供する相場価格
5 資産又は負債に係る活動の量または水準が著しく低下した
場合の公正価値測定
第7章 米国会計基準との比較
1 IFRSと米国会計基準との差異の概要
2 公正価値測定の定めに関連して差異がある項目
第8章 日本基準との比較
1 IFRSと日本基準との差異の概要
2 公正価値測定の定めにおいて差異がある項目
3 公正価値測定の定めに関連して差異がある項目
第Ⅲ部 非金融項目に対する公正価値の測定
第1章 全般
第2章 関連会社,共同支配企業および子会社に対する投資
第3章 企業結合
1 全般
2 対価
3 従来保有していた持分
4 非支配持分
第4章 投資不動産を含む有形固定資産
1 全般
2 投資不動産
第5章 無形資産
1 全般
2 複数期間超過収益法
3 ロイヤルティ免除法
4 グリーンフィールド法
5 利益差分法
第6章 棚卸資産
第7章 生物資産
第8章 非金融資産の減損テスト
第9章 非金融負債
第10章 保険契約
1 保険契約と公正価値
2 保険契約の公正価値測定
第Ⅳ部 公正価値測定に関する開示
第1章 公正価値測定に関する開示の目的
第2章 公正価値測定に関する開示項目
1 全般
2 IFRS第13号に基づく開示項目の要約
3 公正価値で測定される資産および負債に関する開示項目
4 公正価値で測定されていないが,公正価値が開示されている
資産および負債
第3章 開示対象に関する留意事項
第4章 米国会計基準との比較
1 IFRSと米国会計基準との差異の概要
2 特定の投資に対する実務上の便法に関する開示
第5章 日本基準との比較
1 IFRSと日本基準との差異の概要
2 投資信託および組合等への出資に対する経過措置
第6章 IFRS13号に準拠した開示例
著者プロフィール
〈編者〉
PwCあらた有限責任監査法人