IFRS「公正価値測定」プラクティス・ガイド

PwCあらた有限責任監査法人

定価(紙 版):3,520円(税込)

発行日:2020/12/04
A5判 / 244頁
ISBN:978-4-502-36121-0

送料について
本の紹介
IFRS第13号「公正価値測定」の基本的な概念から開示上の留意事項までを、豊富なケーススタディとともに徹底解説。わが国の時価算定基準や米国基準との差異も明示。

目次



IFRS「公正価値測定」プラクティス・ガイド
目次

第Ⅰ部 IFRS第13号の基礎事項
 第1章 IFRS13号の基本的な概念
 第2章 IFRS13号公表の背景
 第3章 IFRS13号の適用範囲

第Ⅱ部 公正価値の測定
 第1章 公正価値測定のプロセス
 第2章 測定対象となる資産または負債の決定(ステップ1)
  1 資産または負債の特性
  2 会計処理単位
  3 市場リスクまたは相手先の信用リスクの相殺ポジション
 第3章 評価の前提の決定(ステップ2)
  1 取引
  2 市場参加者
  3 出口価格と入口価格
  4 取引コスト
  5 非金融資産に固有の考慮事項(最有効使用)
  6 負債および資本に固有の考慮事項
 第4章 市場の決定(ステップ3)
  1 全般
  2 主要な市場
  3 最も有利な市場
  4 市場へのアクセス
 第5章 公正価値測定のための評価技法の決定(ステップ4)
  1 評価技法の選択
  2 ビッド価格およびアスク価格に基づくインプット
 第6章 公正価値の算定(ステップ5)
  1 当初認識時における公正価値
  2 プレミアムおよびディスカウントに関する調整
  3 公正価値ヒエラルキー
  4 第三者が提供する相場価格
  5 資産又は負債に係る活動の量または水準が著しく低下した
    場合の公正価値測定
 第7章 米国会計基準との比較
  1 IFRSと米国会計基準との差異の概要
  2 公正価値測定の定めに関連して差異がある項目
 第8章 日本基準との比較
  1 IFRSと日本基準との差異の概要
  2 公正価値測定の定めにおいて差異がある項目
  3 公正価値測定の定めに関連して差異がある項目

第Ⅲ部 非金融項目に対する公正価値の測定
 第1章 全般
 第2章 関連会社,共同支配企業および子会社に対する投資
 第3章 企業結合
  1 全般
  2 対価
  3 従来保有していた持分
  4 非支配持分
 第4章 投資不動産を含む有形固定資産
  1 全般
  2 投資不動産
 第5章 無形資産
  1 全般
  2 複数期間超過収益法
  3 ロイヤルティ免除法
  4 グリーンフィールド法
  5 利益差分法
 第6章 棚卸資産
 第7章 生物資産 
 第8章 非金融資産の減損テスト
 第9章 非金融負債
 第10章 保険契約
  1 保険契約と公正価値
  2 保険契約の公正価値測定

第Ⅳ部 公正価値測定に関する開示
 第1章 公正価値測定に関する開示の目的
 第2章 公正価値測定に関する開示項目
  1 全般
  2 IFRS第13号に基づく開示項目の要約
  3 公正価値で測定される資産および負債に関する開示項目
  4 公正価値で測定されていないが,公正価値が開示されている
    資産および負債
 第3章 開示対象に関する留意事項
 第4章 米国会計基準との比較
  1 IFRSと米国会計基準との差異の概要
  2 特定の投資に対する実務上の便法に関する開示
 第5章 日本基準との比較
  1 IFRSと日本基準との差異の概要
  2 投資信託および組合等への出資に対する経過措置
 第6章 IFRS13号に準拠した開示例



著者プロフィール
〈編者〉
 PwCあらた有限責任監査法人


著者紹介

PwCあらた有限責任監査法人(ぴーだぶりゅーしーあらたゆうげんせきにんかんさほうじん)
[プロフィール]
PwCあらた有限責任監査法人は,PwCグローバルネットワークのメンバーファームとして,日本の未来にあらたな信頼をもたらすことをビジョンとしています。世界で長年にわたる監査実績を持つPwCネットワークの監査手法と最新技術により世界水準の高品質な監査業務を提供するとともに,その知見を活用した会計,内部統制,ガバナンス,サイバーセキュリティ,規制対応,デジタル化対応,株式公開など幅広い分野に関する助言(プローダーアシュアランスサービス)を通じて社会の重要な課題解決を支援しています。