手元資金を増やす中小企業の経営改善の進め方

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山本 誉

定価(紙 版):2,750円(税込)

発行日:2021/01/13
A5判 / 188頁
ISBN:978-4-502-37031-1

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本の紹介
「あらゆる事業は現金に始まり、現金に終わる」コロナにより手元資金の重要性が再認識されている。キャッシュ・バランスの改善、資金留保により、継続・発展する企業を創る。

著者紹介

山本 誉(やまもと ほまれ)

担当編集者コメント
「あらゆる事業は現金に始まり、現金に終わる」
コロナにより手元資金の重要性が再認識されている。
キャッシュ・バランスの改善、資金留保により、継続・発展する企業を創る。

●本書の主な構成●

第1章 なぜ会社に資金が残らないのか
第2章 会社の経営状況を分析する
第3章 経営計画策定方針
第4章 「計数計画策定三表」から計数計画を作成する
第5章 資金を留保するPDCAサイクル
第6章 零細企業向き「A4三枚経営計画」


「新型コロナが露呈した企業経営上の問題は、「手元資金」の重要性である。これは、新型コロナだけではなく、台風や豪雨、地震などの災害や不測の事態にも当てはまる。平時であれば、売上入金をあてにした「運転資金」という考えが重視されるが、新型コロナや災害等、売上がゼロの状態が続き、売上による入金が見込めない場合に重要となるのが「手元資金」なのである。
新型コロナは、企業における手元資金の重要性を世界中に知らしめた点で、大きな教訓となった社会事象であり、企業における「手元資金」の重要性を再認識させた。
大企業のように、市場や金融機関から必要な資金を迅速に資金調達できる企業は別として、それが困難な中小・零細企業は、常日頃から、「資金原資となる」売上や利益を増大させつつも、「今現在の資金として使用可能な」手元資金を十分に高めていく経営を行うことが、これからの経営の喫緊の課題となる。」
(はじめにより)