「法務の技法」シリーズ法務の技法〈人事労務編〉

芦原 一郎 監修
佐山 寧秀 編著
中野 知美 編著
畑山 浩俊
米澤 晃
淺田 祐実

定価(紙 版):3,630円(税込)

発行日:2021/04/09
A5判 / 312頁
ISBN:978-4-502-37781-5

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本の紹介
担当者が押さえておくべき重要判例を分析し、トラブルの原因と対応のポイントを解説。基礎から応用まで活用できる、現場目線の労務実践書。おまけ小説で実務感覚をさらに理解。

目次



「法務の技法」シリーズ
法務の技法 [人事労務編]

目次

はしがき
第1 章 雇用契約の終了
1−1  アルバック判決事件
1−2 シュプリンガー・ジャパン事件
1−3 学校法人D学園事件
1−4 日本マイクロソフト事件
1−5 三洋電機ほか1社事件
1−6 学校法人武相学園(高校)事件
1−7 国立大学法人群馬大学事件
1−8 学校法人Y大学(セクハラ)事件
1−9 KDDI事件
1−10 エヌ・ティ・ティマーケティングアクト事件
1−11 日本郵便(新東京局・雇止め)事件
1−12 日本郵便(期間雇用社員ら・雇止め)事件
1−13 社会福祉法人佳徳会事件
1−14 社会福祉法人どろんこ会事件
1−15  ユナイテッド・エアーラインズ
     (旧コンチネンタル・ミクロネシア)事件
1−16 大阪府・府知事(障害者対象採用職員)事件
1−17 雄武町・町長(国保病院医師)事件
【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第1章 雇用契約の終了  

第2 章 雇用契約の条件
2−1 日本ケミカル事件
2−2 ケンタープライズ事件
2−3 イクヌーザ事件
2−4 東京エムケイ事件
2−5 PMKメディカルラボほか1社事件
2−6 大島産業ほか(第2)事件
2−7 コナミスポーツクラブ事件
2−8 ジブラルタ生命労組(旧エジソン労組)事件
2−9 東京商工会議所(給与規程変更)事件
2−10 フーズシステムほか事件
2−11 長澤運輸事件
2−12 ハマキョウレックス(差戻審)事件
2−13 ハマキョウレックス(第二次差戻後控訴審)事件
2−14 井関松山製造所事件・井関松山ファクトリー事件
2−15 日本郵便(時給制契約社員ら)事件
2−16 学校法人中央学院事件
2−17 学校法人産業医科大学事件
2−18  地方独立行政法人岡山市立総合医療センター(抗告)事件
2−19 ジャパンレンタカーほか(配転)事件
2−20 相鉄ホールディングス事件
2−21 国立研究開発法人国立循環器病研究センター事件
2−22 学校法人原田学園事件
【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第2章 雇用契約の条件  

第3 章 健康問題
3−1  国・宮崎労基署長(宮交ショップアンドレストラン)事件
3−2 サニックス事件
3−3 化学メーカーC社(有機溶剤中毒等)事件
3−4 フルカワほか事件
3−5 太陽家具百貨店事件
3−6 国・大阪中央労基署長(La Tortuga)事件
3−7 グリーンディスプレイ(和解勧告)事件
3−8 さいたま市(環境局職員)事件
3−9 国・さいたま労基署長(ビジュアルビジョン)事件
3−10 一般財団法人あんしん財団事件
3−11 綜企画設計事件
3−12 名港陸運事件
3−13 東京電力パワーグリッド事件
3−14 ビーピー・カストロールほか事件
3−15 NHK(名古屋放送局)事件
3−16 国・厚木労基署長(ソニー)事件
3−17 富士機工事件
3−18 食品会社A社(障害者雇用枠採用社員)事件
【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第3章 健康問題  

第4 章 ハラスメント
4−1 乙山青果ほか事件
4−2 エターナルキャストほか事件
4−3 A住宅福祉協会理事らほか事件
4−4 公益財団法人後藤報恩会ほか事件
4−5 甲府市・山梨県(市立小学校教諭)事件
4−6 キムラフーズ事件
4−7 M学園事件
4−8 A研究所ほか事件
4−9 日本総合住生活ほか事件
4−10 信州フーズ事件
4−11 医療法人杏祐会元看護師ほか事件
【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第4章 ハラスメント  
あとがき  



著者プロフィール
■監修者紹介(https://note.com/16361341)
芦原 一郎(あしはら いちろう):弁護士法人キャスト/パートナー
週刊東洋経済「依頼したい弁護士」25人,司法試験考査委員(労働法)。
労働法,会社経営,保険法,リスクマネジメント,民暴対策などが専門。
〈学歴と資格〉
早稲田大学法学部(1991年)とボストン大学ロースクール(2003年)を卒業。日本(1995年,47期)と米ニューヨーク州(2006年)で弁護士登録,証券アナリスト登録(CMAⓇ,2013年)。
〈職歴〉
森綜合法律事務所(現:森・濱田松本法律事務所,1995年〜),アフラック(1999年〜),日本GE(2009年),みずほ証券(2009年〜),チューリッヒ保険/チューリッヒ生命でのジェネラルカウンセル(2013年~),Seven Rich法律事務所(2018年~)を経て,現職。
東京弁護士会で民暴委員会(1995年〜)や労働法委員会(2006年〜,副委員長:2016年~)などに所属,日本組織内弁護士協会で理事(2012年〜),大宮法科大学院(ロースクール)で非常勤講師(2009年〜2010年)なども歴任。
〈主な論文〉
・「 社内弁護士による労働問題への関わり」(東京弁護士会編「弁護士専門研修講座 労働法の理論と実務」/ぎょうせい,2010年)
・「 法務部とガバナンス〜『定期便プロジェクト』の試み」(奥島孝康編著「企業の統治と社会的責任」/きんざい,2007年)
・「 自殺が疑われる事案での重複加入契約の重大事由解除(判批,大阪地判H29.1.18,大阪地判H29.9.13)」(保険事例研究会レポート320/生命保険文化センター,2019年)
〈主な著書〉※おまけ小説「法務の小枝ちゃん」①~④は,下記①~④に掲載。
・『 実務家のための労働判例読本』(経営書院,産労総合研究所,2020年)
③『M&Aにおける労働法務DDのポイント』(共著,東弁労働法委編/商事法務,2017年)
・『 新労働事件実務マニュアル(第2版,初版)』(いずれも共著,東弁労働法委編/ぎょうせい,2010年・2008年)
・『 事例でわかる問題社員への対応アドバイス』(共編著,日本組織内弁護士協会編/新日本法規,2013年)
④『経営の技法』(共著,中央経済社,2019年)
・『 国際法務の技法』(共著,中央経済社,2016年)
・『国際企業保険入門』(共著,中央経済社,2019年)
①『法務の技法(第2版,初版)』(中央経済社,2019年・2014年)
②『法務の技法〈OJT編〉』(編著,中央経済社,2017年)
・『法務の社内調整術』(学陽書房,2020年)
・『ビジネスマンのための法務力』(朝日新書/朝日新聞出版,2009年)
・『社内弁護士という選択』(商事法務,2008年)


著者紹介

芦原 一郎(あしはら いちろう)
[プロフィール]
弁護士法人キャストグローバル 弁護士 ニューヨーク州弁護士
2020年から弁護士法人キャストグローバルで日本法・NY法に関する法律業務(経営,規制対応,訴訟,労働法,保険法,金融,コンプライアンス,リスク管理,民暴対策など)。1995年弁護士登録(47期),森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)の後,約20年の社内弁護士(日米欧金融機関など)経験。司法試験委員(労働法)。早稲田大学法学部,ボストン大学LL.M卒業。

[主な著作]
『経営の技法』(中央経済社)
『法務の技法』(中央経済社)

佐山 寧秀(さやま やすひで)

中野 知美(なかの ともみ)

畑山 浩俊(はたやま ひろとし)

米澤 晃(よねざわ あきら)

淺田 祐実(あさだ ゆみ)