- 本の紹介
- 日本企業がどのような状況のもとで経営改革を実施し、その結果として企業経営や事業内容がどのように変化し、業績は改善したのかを6つのケース・スタディを通じて解明する。
目次
失敗と成功の経営改革
目次
はしがき
第1章 日本企業の経営改革
1 日本企業の20年
2 本書の目的と構成
3 経営改革と日本企業の変化
第2章 債務の株式化-長谷工コーポレーションの事例
1 本章のねらい
2 債務の株式化の仕組みと債権者
3 日本企業における導入動向
4 長谷工の事例
5 おわりに
第3章 配当優先株の発行-伊藤園の事例
1 本章のねらい
2 優先株の定義
3 配当優先株の理論価格
4 配当優先株の発行状況
5 伊藤園の事例
6 おわりに
第4章 純粋持株会社の採用-ビール会社の事例
1 本章のねらい
2 純粋持株会社の定義と解禁の経緯
3 純粋持株会社の採用方法とメリット・デメリット
4 純粋持株会社の利用状況
5 ビール会社の事例
6 おわりに
第5章 共同出資会社を利用した事業分離
-エルピーダメモリの事例
1 本章のねらい
2 提携
3 事業分離
4 エルピーダメモリの事例
5 おわりに
第6章 子会社上場と完全子会社化-日立製作所の事例
1 本章のねらい
2 子会社上場
3 完全子会社化
4 日立製作所の事例
5 おわりに
第7章 人件費の削減-三洋電機の事例
1 本章のねらい
2 人件費の削減方法
3 日本企業における人件費の削減
4 三洋電機の事例
5 おわりに
第8章 経営改革の評価と展望
著者プロフィール
〈著者〉
大坪 稔