株式会社とは何か―社会的存在としての企業
- 書籍品切れ中
- 本の紹介
- 株式資本によらない多様な経営手法を操る巨大企業にあって、株主主権は根拠を持ちうるか。本来の業績追求に徹し自浄能力を備えることが原点であると主張する新ガバナンス論。
目次
株式会社とは何か―社会的存在としての企業
目次
序章 株主主権は根拠を持ちうるか
第1章 社会的存在としての企業
第2章 敵対的買収は可能か
1 はじめに
2 ニッポン放送をめぐって―ライブドア、フジテレビの争い
3 西武鉄道のケース
4 企業戦略としてのアウトソーシング
5 結び
第3章 グローバリゼーションとコーポレート・ガバナンス
1 はじめに
2 現代株式会社の状況
3 企業戦略としてのアウトソーシング
4 結び
第4章 証券市場をめぐって
1 はじめに
2 EUレベルでの証券市場をめぐる動き
3 ダイムラー・クライスラー
4 ソニー・モデル
5 結び
第5章 コーポレート・ガバナンスの分析
1 はじめに
2 「日本企業の再生」を求めて
第6章 透明性と情報開示
第7章 フォルクスワーゲン対ゼネラル・モーターズ
1 はじめに
2 オペル/GMでのロペス
3 VWでのロペス
4 VW事実上の敗訴に
著者プロフィール
高橋俊夫(たかはし としお)
1939年 愛知県名古屋市生まれ。明治大学経営学部教授。経営学博士(明治大学)。ドイツ経営学研究会会長。<主著>『経営経済学の新動向』(中央経済社)、『経営経済学小史』(訳・ミネルヴァ書房)、『コーポレート・ガバナンス』(編著・中央経済社)、『ドイツの企業』(編著・早稲田大学出版部)、『新しい時代と経営学』(編著・ミネルヴァ書房)、『比較経営論』(監著・税務経理協会)、『金融ヘゲモニーとコーポレート・ガバナンス』(共著・税務経理協会)