世界に冠たる士業 「社会保険労務士」のすべて―源流から大河へ、そして大洋へ

大槻 哲也

定価(紙 版):3,850円(税込)

発行日:2021/04/22
四六判 / 336頁
ISBN:978-4-502-38301-4

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本の紹介
今や海外でもSHAROUSHIとして知られ、年金問題や働き方改革、コロナ禍等様々に活躍する社会保険労務士の歴史、仕事、魅力のすべてを伝える1冊。現役社労士、受験者必読!

目次



世界に冠たる士業「社会保険労務士」のすべて
源流から大河へ、そして大洋へ
目次

まえがき 
プロローグ
第1編 社会保険労務士制度の源流
 第1章 社会保険労務士制度の創設
  第1節 日本の経済復興と社会保障制度の発展とともに 
  第2節 社労士法の成立―専門家としての法制化 
 第2章 社会保険労務士制度の確立
  第1節 士業資格制度の特質について 
  第2節 弁護士と隣接法律専門職種について 
  第3節 社労士制度と労務管理等の専門的業務 
  第4節 社会保険労務士になるためには 43
  第5節 社労士制度の登録における種別と区分 
  第6節 社労士類似名称の使用制限と業務制限違反
 第3章 社会保険労務士制度の発展
  第1節 社労士制度と規制改革・司法制度改革の流れ 
  第2節 特定社会保険労務士とADR制度の取組み 
  第3節 民事訴訟裁判における社労士の補佐人制度 
  第4節 業務委託契約と報酬額の算出の変遷 
  第5節 損害賠償責任体制の変遷 
 第4章 社会から広く信頼される社会保険労務士へ
  第1節 社労士制度の目的と使命、職責と倫理の関係 
  第2節 社会保険労務士の権利及び義務、禁止行為 
  第3節 社労士制度における法定団体と組織 98
  第4節 法定団体の組織におけるリーダーシップ 108
  第5節 ステータスシンボル―「社会保険労務士会館」 
 第5章 現在の社会保険労務士制度へ
  第1節 社労士法改正の経緯と内容 
  第2節 連合会歴代会長の奮闘記 
  第3節 「2020働き方改革」と社労士制度の役割 
  第4節 社労士制度の国際化に関する活動 

第2編 源流から大河の流れとなった社労士の仕事
 第1章 社労士法に基づく業務
  第1節 (1)労働社会保険関係諸法令等に基づく申請書等手続
         の事務 
  第2節 (2)帳簿書類の作成事務 
  第3節 (3)賃金計算事務・年末調整計算事務 
  第4節 (4)労務管理等相談・指導の業務 
 第2章 社労士業務の「市場化」と「電子申請化」の動き
  第1節 社労士が担う政府の委託事業―市場化の影響 
  第2節 社労士と「電子申請化」の関わり 
 第3章 社労士の知名度・認知度の向上

第3編 大洋へと向かう社会保険労務士制度
 第1章 社労士制度と国際化推進の活動
  第1節 社労士制度の国際化のはじまり 
  第2節 創設40周年と国際化の推進 
  第3節 創設50周年と国際化の継続的発展 
 第2章 50周年を迎えた社会保険労務士制度
  第1節 創設50周年記念式典 
  第2節 心に響いた都道府県会会長たちの言葉 
 第3章 個別的労使紛争と集団的労使紛争に関わる社労士制度の
     展開
  第1節 社会保険労務士制度と個別的労使紛争 
  第2節 社会保険労務士制度と集団的労使紛争 
  第3節 社会保険労務士制度と労働争議時の団体交渉 
 第4章 誇り高い社会保険労務士であるために

補編
 奮闘雑記
  1 駆け出し時代の想い出 
  2 日々これ傾聴三昧 
  3 社労士ロータリアンのガバナー就任記 
  4 戦後復興から東京オリンピック2020までの世相 
  5 母校明治大学とのつながり 
  6 「人生100年時代」を迎えて 
  7 プロの社労士の道は凸凹道なり 
  8 愛してやまない社会保険労務士 
 エピローグ



著者プロフィール
〈著者紹介〉
大 槻 哲 也(おおつき てつや)
1940年8月京都府生まれ。
1963年3月明治大学商学部卒業、団体職員(業務課長、
総務課長歴任)として十年余勤務後、1973年10月大槻
経営労務管理事務所を開設。社会保険労務士法改正に
伴い、2003年7月社会保険労務士法人に改組、代表社
員(役員)に就任、2016年7月役員退任後、名誉会長
に就任。
東京地方最低賃金審議会公益代表委員、東京都社会保
険労務士会会長、全国社会保険労務士会連合会会長、
同最高顧問を歴任し、現在は同連合会名誉会長。2002
年4月藍綬褒章、2010年旭日中綬章。


著者紹介

大槻 哲也(おおつき てつや)