- 本の紹介
- 連結会計を体系的に解説したテキスト。仕訳・計算の背景にある基本的な考え方まで言及し、また豊富な章末問題により理解度が確認できる。第2版は最新会計基準等をフォロー。
目次
第1章 連結財務諸表の基礎
第2章 連結貸借対照表
第3章 投資と資本の相殺消去
第4章 支配獲得後の追加取得と一部売却
第5章 連結損益計算書
第6章 連結税効果会計
第7章 連結株主資本等変動計算書
第8章 持分法
第9章 連結財務諸表の作成
第10章 連結キャッシュ・フロー計算書
第11章 在外子会社等の財務諸表の換算
第12章 企業結合・事業分離会計
- 担当編集者コメント
- ●本書の特徴
連結会計は、1999年4月に連結財務諸表が主要財務諸表となって以来、今や実務では必須の知識といえます。
これを受けて、公認会計士試験では必須論点となっているとともに、近年日商簿記検定の2級でも出題範囲に含まれ、頻繁に出題されるようになってきています。
本書では、連結財務諸表を作成するにあたり必要となる基礎知識を解説しています。
単に仕訳や計算方法を提示するのみならず、その背景にある考え方まで示している点が本書の大きな特徴です。
第2版では、初版刊行以後の改正基準等をフォローするとともに、計算問題等を充実させています。
≪学習のヒント≫
①本書は、大学の学部、アカウンティングスクールで学習するレベルの内容です。また、資格試験においても、公認会計士試験レベルまでマスターできたといえるでしょう(ただし、公認会計士試験に合格するには、多くの問題演習を行う必要があります)。
②連結会計は、テクニカルな印象があるが、単に仕訳等を暗記するだけでは、真の知識は身につきません。そのため、本書は全体構造や、仕訳の基礎にある考え方を図解・例題を交えてくわしく解説しています。
③「第1章 連結財務諸表の基礎」で基本となる考え方を、十分に理解したうえで、第2章以降の学習をすすめましょう。とりわけ、連結基礎概念である経済的単一体説と親会社説に基づく会計処理(図表1-1)の違いについて理解しておく必要があります。
④全体構造を意識しながら、各章を読み進めましょう。
⑤各章末にはTrainingを掲載している。Trainingは該当章の理解度を確認できる択一式問題、計算問題、論述問題で構成されています。解答は巻末に収録していますが、より詳細な解説を下記にて掲載しています。さらに、Trainingの解答用紙も掲載しています。ぜひご活用ください。
◆Training解説
https://www.biz-book.jp/collections/link_file/767
◆Training解答用紙
https://www.biz-book.jp/collections/link_file/766