企業価値向上のマーケティング戦略

有吉 秀樹

定価(紙 版):3,080円(税込)

発行日:2007/03/13
A5判 / 250頁
ISBN:978-4-502-39010-4

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本の紹介
企業、事業部、個別製品と3つのレベルの戦略をリンクさせ、ケースを交えながら企業のマーケティングを体系的に解説。計画・立案された戦略の実行と評価方法にもふれている。

目次


企業価値向上のマーケティング戦略
目次

 序

第1章 マーケティング戦略のフレームワーク
 第1節 マーケティング戦略とは

 第2節 マーケティング戦略のプロセス
  1 マーケティング戦略の階層性
  2 マーケティング戦略のプロセス

第2章 企業理念と企業目標
 第1節企業理念の設定
  1 企業理念の意義とその重要性
  2 企業理念の作成と見直し
  3 事業領域の定義

 第2節企業目標の選定
  1 企業目標の種類? 〜測定基準の観点から〜
  2 企業目標の種類? 〜ステークホルダーとの関連から〜

第3章 環境分析
 第1節 外部的要因の分析
  1 マクロ要因の分析
  2 市場要因の分析

 第2節 内部的要因の分析
  1 財務能力の分析
  2 研究開発能力の分析
  3 生産能力の分析
  4 人材能力の分析

第4章 企業戦略・事業戦略の策定
 第1節 ライフサイクル分析と戦略
  1 ライフサイクル分析の前提
  2 ライフサイクルの各期の特徴
  3 ライフサイクルの形状と延命策

 第2節 アンゾフの成長戦略
  1 市場浸透戦略
  2 製品開発戦略
  3 市場開発戦略
  4 多角化戦略

 第3節 事業評価マトリクスによる分析
  1 事業評価マトリクスの計算方法
  2 事業評価マトリクスによる戦略策定

 第4節 競争上の地位と企業戦略・事業戦略の策定
  1 マーケット・リーダーの戦略
  2 マーケット・チャレンジャーの戦略
  3 マーケット・フォロワーの戦略
  4 マーケット・ニッチャーの戦略

 第5節 企業目標の確定
  1 損益分岐点を利用した目標売上高の設定
  2 資本利益率を利用した目標売上高の設定

第5章 マーケティング戦略の立案
 第1節 標的市場の選定
  1 市場へのアプローチ方法
  2 市場のセグメンテーション
  3 標的市場の選定

 第2節 ポジショニング
  1 ポジショニングの意義
  2 ポジショニングの手法
  3 ポジショニングにおける留意点と限界

第6章 マーケティング目標の設定
 第1節 販売予測
  1 市場指標法
  2 連鎖比率法

 第2節 販売分析
  1 過去の売上実績を基にした販売分析
  2 回帰分析

 第3節 販売高計画

 第4節 販売割当

第7章 マーケティング・ミックスの展開
 第1節 製品戦略
  1 消費財と製品戦略
  2 産業財と製品戦略

 第2節 価格戦略
  1 価格戦略の重要性
  2 価格の設定方法
  3 価格の調整戦略

 第3節 流通経路戦略
  1 流通経路の機能
  2 流通経路に関する意思決定

 第4節 コミュニケーションとプロモーション
  1 コミュニケーション戦略とプロモーション戦略の役割
  2 マーケティング戦略におけるコミュニケーションとプロモーション
  3 コミュニケーション,プロモーションの種類と戦略

第8章 マーケティング戦略の実行と監査
  1 マーケティング戦略の実行
  2 マーケティング監査とフィードバック

 参考文献

 索引


著者プロフィール 有吉秀樹(ありよしひでき)
獨協大学経済学部専任講師。
1973年,神奈川県生まれ。
開成高校,早稲田大学法学部を卒業後,大手都市銀行にて融資・外国為替業務を担当。
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士・博士後期課程を経て,
2006年4月から現職。学術博士(Ph.D)。
大学院在学中から,複数の早大発ベンチャー企業の創業・運営に参画。現在も獨協大学にて教鞭をとるかたわら,墨田区内の中小企業の経営支援コンサルティングを実施し,アカデミックとビジネスのシナジーを目指して活動している。
専門はマーケティング戦略,ブランド戦略。

主な著書
『現代マーケティングの革新と課題』(共著,2005年,東海大学出版会)

























著者紹介

有吉 秀樹(ありよし ひでき)