インターナルブランディング―ブランド・コミュニティの構築

陶山 計介
伊藤 佳代
ブランド戦略経営研究所 企画協力

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2021/07/30
A5判 / 184頁
ISBN:978-4-502-39331-0

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本の紹介
社外向けの発信と社内の価値観統一がブランディングの両輪だが、昨今再び重視され始めた社内向けのインターナルブランディングに焦点を当て、新たな経営戦略の柱として解説する。

目次



インターナルブランディング
■ブランド・コミュニティの構築
目次

まえがき 
序 章 「攻めのインターナルブランディング」が
    今求められている

序-1  経団連『2021年版 経営労働政策特別委員会報告』から
序-2 ブランド・イノベーションの加速
序-3 Brand 5.0の時代へ
序-4 本書の構成と内容

第1章 DXの展開とビジネス・イノベーション
1-1 Society 5.0=超スマート社会の到来
1-2  AI&IoTと「スマートコネクテッドプロダクト」の登場
1-3 DX(デジタルトランスフォーメーション)の展開
1-4  社会とビジネスのイノベーション
―顧客体験と組織デザインの視点

第2章 ポストコロナ時代に求められる
     ブランド・コミュニティの構築

2-1 コロナ禍がもたらした“ニューノーマル”(新常態)
2-2  Marketing5.0
― 先進テクノロジーと人間性の融合
2-3 CX(顧客体験)と顧客価値の実現
2-4  企業内外のブランド・コミュニティの構築
― エクスターナルからインターナルへ

第3章 インターナルブランディングとは何か
3-1 インターナルブランディングの登場
3-2  インターナルブランディングに関する多様な見解
― 定義および関係性
3-3 インターナルブランディングにおける5ツール

第4章 ブランド主導型組織の実現
4-1  インターナルブランディングのプラットフォームとしての
    企業文化
4-2  ブランド理念,ビジョン,ミッション,バリューの構築
4-3 株式会社ミルボンの事例
4-4 株式会社リクルートSaaS事業本部の事例

第5章 ブランド浸透のための人事施策
5-1 期待する人材像
5-2 人事施策の実践
5-3 法令との整合性
5-4 株式会社日本旅行の事例

第6章“Living Brand”(ブランド体現)
6-1 “Living Brand”(ブランド体現)へのステップⅠ
6-2 “ Living Brand”(ブランド体現)へのステップⅡ
―“Super Living Brand”へ
6-3 Global Mobility Service株式会社の事例

終章 DX&ポストコロナ時代のインターナルブランディング
終-1 インターナルブランディングの枢要
終-2 ポストコロナ時代のインターナルブランディング
あとがき 
▶付録: インターナルブランディング成功のためのチェックリスト
▶参考文献
▶索引



著者プロフィール
<著者>
陶山 計介
伊藤 佳代

著者紹介

陶山 計介(すやま けいすけ)
[プロフィール]
一般社団法人ブランド戦略経営研究所理事長。関西大学名誉教授。京都大学博士(経
済学)。
京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。関西大学商学部教授などを経て現職。日本商業学会会長などを歴任。

[主な著作]
『マーケティング戦略と需給斉合』(1993,中央経済社)
『インターナルブランデイング』(共著,2021,中央経済社)

伊藤 佳代(いとう かよ)
[プロフィール]
東京都生まれ。1994年立命館大学国際関係学部卒業。在学中ブリティッシュ・コロンビア大学留学。2014年関西大学大学院商学研究科博士前期課程単位取得。修士(商学)。
2002年社会保険労務士登録。2006年特定社会保険労務士登録。
大学卒業後,大手印刷会社,会計事務所等を経て,2003年社会保険労務士法人ソーケムおよび株式会社ソーケム入社。2017年同法人の代表社員および株式会社ソーケム執行役員就任。関西大学商学部ゲストスピーカー,日本マーケティング学会および一般社団法人ブランド戦略経営研究所会員。その他,中小企業から中堅企業まで人事制度の設計,構築,運用,労務管理の相談,セミナー講師.就業規則,賃金制度の導入など,業種を問わず多数の実績をもつ。

[主な著作]
「人事施策から企業のブランディングヘのアプローチ」(『産業能率』2020年9-10月号所収)

ブランド戦略経営研究所(ぶらんどせんりゃくけいえいけんきゅうじょ)