成功する開業医―院長夫人、あなたが期待されていること
- 本の紹介
- 医院経営のキーマンは院長夫人。「院長夫人の医院への関わり方で医院の業績は大きく変わる」20年に亘り医院経営に携わってきた著者による、院長夫人のための医院経営の本。
目次
成功する開業医
院長夫人、あなたが期待されていること
目次
はじめに
第Ⅰ章 一般の人が持つ院長夫人に対する勝手なイメージ
私生い立ち
税理士という職業
考えが変わった瞬間
外からは見えない院長夫人の苦しみ
子供の進路についての院長夫人の本音
私が医院専門の税理士になった理由① K先生との出会い
私が医院専門の税理士になった理由② あの日、点滴をすすめられて 院長夫人にとって耳の痛い話
第Ⅱ章 院長夫人が「格好いい女性」に見えた瞬間
普段は陽気でとてもおしゃべり好きな院長夫人の意外な一面
院長夫人の役割
オープニングスタッフが集まらない!
オープニングスタッフの勤務態度が悪い!
スタッフ全員が突然辞めると言い出した!
代々続くご主人の医院を事業承継した院長夫人の奮闘
院長先生と共に院内改革に取り組む院長夫人
院長先生が急逝! しかも生命保険に未加入……。
医院の借金はどうなる?
医院が大きいほど、院長夫人の居場所はなくなるのか?
第Ⅲ章 私が感じた院長夫人特有のプレッシャー
お子様の教育① 有名難関中学の合格は、お子様以上の母親の
頑張りのおかげ
お子様の教育② 大人になった今でも、実は母親のことが好きに
なれないドクター
医学部合格を目指すお子様を見て私が思うこと
医院スタッフとの関係
院長夫人は医院最年少の27歳、スタッフは全員年上
ナンバー2気取りの超ベテランの看護師との接し方がわからない
医院に勤めるスタッフの本音
経理や業務のことがまったくわからない!!
ご主人(院長先生)との関係― 夫の仕事が大変なのはわかって
いるが、夫にどう寄り添ってよいのかわからない
第Ⅳ章 さまざまな院長夫人の実態
ご主人が医院の仕事を奥様に手伝って欲しくないと思って
いたらどうすべきか
40代で介護事業を起業し成功を収めた院長夫人
厳しく接してスタッフに嫌われた院長夫人
奥様が、税理士事務所と社労士事務所の窓口
奥様は誰よりもハードワーカー①
幼い子供を義父母に任せてガッツリ働く
奥様は誰よりもハードワーカー②
みんなが嫌がることを率先して行う
奥様は誰よりもハードワーカー③
奥様が実質的な経営者で、医院経営の全てを仕切る
院長夫人の時給
第Ⅴ章 院長夫人ができる医院の業績アップ法
「院長の役割」と「院長夫人の役割」
院長先生のメンター(mentor:助言者)になる
スタッフの定着率を上げる
採用活動に参加する~欠員補充の負のサイクルを断ち切る~
私が出会った面接の達人
新人はなぜ退職しやすいのか
医院の人間関係のメンテナンス活動
他院はどのくらい福利厚生にお金をかけているのか?
それでも院内の雰囲気が良くならない場合の対処法
スタッフへの見方を「性悪説」に変えてみる
スタッフが成長した分だけしか医院は成長しない
院内のパワーバランスについて
第Ⅵ章 私の経験を通じてみなさまにお伝えしたいこと
どうすればお客様が増えるのかわからない
スタッフの採用の仕方がわからない
スタッフの育て方がわからない
出費が恐い(お金に対する感覚がつかめない)
私と妻の強みを生かして、事務所内での役割を決める
私の事務所のコミュニケーション向上策
開業ステージごとの医院の状況と院長夫人の役割、私の経験から
お伝えしたいこと
付 録
1 院長夫人からよくある質問
2 院長夫人のお仕事の実態に関するアンケート
おわりに
著者プロフィール
【著者紹介】
鶴田 幸之(つるだ こうじ)
1968年生まれ。早稲田大学社会科学部卒。
福岡の大手会計事務所の医療機関専門の税務スタッフとして5年間勤務の後、2008年医院専門の税理士事務所を開業。妻が2019年の税理士試験に合格し、現在税理士二人体制となる。2021年2月にメディカルサポート税理士法人に組織変更。