- 本の紹介
- 顧客や生活者への働きかけだけでなく、社員の意識を高める社内に向けたブランディングが注目を集めている。本書は、このインターナル・ブランディングを事例を踏まえ解説する。
目次
インターナル・ブランディングの理論と実践
目次
はじめに
第1章 インターナル・ブランディングとは何か
・インターナル・ブランディングの前に
・インターナル・ブランディングの目的
・ インターナル・ブランディングの基本的な考え方とフロー
・なぜインターナル・ブランディングが重要か
・インターナル・ブランディングの対象
・インターナル・ブランディングに期待される成果
・ インターナル・ブランディングで企業の理念等の浸透を図る
第2章 ブランド,ブランド戦略,ブランディング
・ブランドについて
・ブランドの機能と役割
≪まとめ≫
・ブランド戦略と3つの‘R’
・ブランディングをどう考えるか
・ブランディングの基本ステップ
≪まとめ≫
第3章 顧客満足(CS)とインターナル・ブランディング
・顧客満足(CS)について
・CS(顧客満足)が高い低いというのはどういうことか
・CSとブランドの関係
・CS活動とブランド活動
・ CSやブランド価値の向上につながる顧客価値をどう考えるか
・‘顧客第一’ と‘顧客価値第一’
・CSと社員満足(ES)とインターナル・ブランディング
・CSとCR,ESとER,そしてブランド
≪まとめ≫
第4章 ブランドマネジメントとインターナル・ブランディング
・ブランドマネジメントの目的とポイント
・ブランドマネジメントの項目
・ブランドマネジメント実践のための3つの要件
第5章 インターナル・ブランディングへの取り組み方
・ インターナル・ブランディングの目的と期待される成果の再確認
・インターナル・ブランディングの基本ステップ
・3つの各ステップについて
・インターナル・ブランディングの推進体制
・インターナル・ブランディングの推進における留意点
・「見える化」で提示すべき「ブランドの‘考え方’」
・企業経営理念と「ブランドの‘考え方’」
・「 ブランドの‘考え方’」で企業経営理念と事業の現場をつなぐ
・「ブランドの‘考え方’」を「約束」として表明する方法
・‘ブランドプロミス’ について
・理念体系の整理
・「自分ゴト化」への取り組みに必要な5つの視点
・「自分ゴト化」の3つの実施アプローチ
・「自分ゴト化」における勉強会,研修会の実施方法
・「 自分ゴト化」におけるワークショップの実施とその基本フロー
・社内浸透に向けた主なツールと施策
・「 行動指針」をアウトプットとするワークショップについて
・「行動指針」策定のポイント
・「行動指針」策定に向けたワークショップの進め方の例
・「行動化」をどう考え,どう取り組むか
・トップの意向の社内浸透に関する問題点
第6章 インターナル・ブランディングの実践事例
≪実践事例1≫ ワークショップで行動指針と
顧客への約束を策定したABC社の事例
・「実践事例1」におけるブランディングの前提
・ワークショップの開催に向けて
・第1回ワークショップ
・第2回ワークショップ
・ワークショップ終了後の精緻化作業
・顧客に訴求するキーワードの策定
・行動指針の精緻化
≪実践事例2≫ 新ビジョンと行動指針の社内浸透を推進する
XYZ社の事例
・「実践事例2」におけるブランディングの前提
・実施項目の展開
・プロジェクトサイトを立ち上げて社内情報を受発信
・ XYZ社の社内浸透・活性化活動(インターナル・ブランディング)
の特徴
第7章 インターナル・ブランディングの応用
・ インターナル・ブランディングの基本ステップと事業戦略
・ 応用事例Ⅰ:中期事業計画を策定した住宅設備機器メーカーD社
・ 応用事例Ⅱ:事業活動の推進体制の構築に取り組んだアパレル
メーカーE社
・ 応用事例Ⅲ:部署ごとの業務指針を策定した食品メーカーF社
・ インターナル・ブランディングを応用して計画や指針等を策定する
際の留意点
巻末インタビュー
・ 南海電気鉄道株式会社 ブランド統括部
部長 渡辺幸代氏
・ 株式会社村田製作所 医療・ヘルスケア機器事業統括部
統括部長 萩原盛太郎氏
・ 日本全薬工業株式会社(ゼノアック)
代表取締役 福井寿一氏
あとがき
著者プロフィール
〈著 者 》
岡 田 裕 幸