- 本の紹介
- 簿記一巡を重視して基本論点を2~4頁でコンパクトに解説したテキスト。第2版では減価償却に関する項目を追加するとともに、全体的によりわかりやすく解説を見直している。
目次
第1章 なぜ簿記を学習するのか?
1 簿記とは何か
2 簿記の歴史
第2章 簿記の基本を理解しよう!
3 財政状態と貸借対照表
4 トレーニング①
5 純損益の計算(1)
6 トレーニング②
7 経営成績と損益計算書
8 トレーニング③
9 純損益の計算(2)
10 トレーニング④
11 取引と勘定
12 勘定記入の方法と取引の分解
13 トレーニング⑤
14 仕訳と仕訳帳
15 トレーニング⑥
16 転記と総勘定元帳
17 トレーニング⑦
18 試算表
19 トレーニング⑧
20 精算表
21 トレーニング⑨
22 決算
23 収益,費用の各勘定と損益勘定の締切
24 トレーニング⑩
25 資産,負債,純資産の各勘定の締切と繰越試算表
26 トレーニング⑪
27 決算の報告
28 トレーニング⑫
第3章 実務の一端を見てみよう!
29 資金調達と会社の設立
30 純利益の計上と配当・処分
31 商品の仕入れ
32 材料の仕入れと製造
33 トレーニング⑬
34 商品,製品の販売
35 トレーニング⑭
36 代金の回収と貸し倒れ
37 貸倒引当金の計上
38 トレーニング⑮
39 減価償却
40 トレーニング⑯
41 財務諸表の作成
42 簿記検定試験
- 担当編集者コメント
- 本書は,簿記の初学者を対象にした入門書です。
本書のねらいは,簿記の基本をしっかりと理解することです。
そのため、本書には以下の特徴があります。
①全体を42項目の細かい区分に分けて,段階学習しやすいようにしています。
②各項目は,原則4ページにしてコンパクトにまとめました。
③各項目で学習目標を明示しています。
④各項目では,基本的な原理・処理を中心に説明しています。特に簿記の基礎である第2章(簿記一巡)の説明と演習に,全体の65%を割り当てています。これは、基本構造が理解できれば、新しい経済事象に直面しても応用できるという考え方にもとづいています。
⑤各項目の学習時に全体の中での位置づけを意識できるように配慮しています。
⑥第2章以降では,問題演習も取り入れています。
*簿記は繰り返し問題を解くことが重要ですので、本書の「トレーニング」の解答用紙を、以下に掲載します。ぜひご活用ください。
→https://www.biz-book.jp/collections/link_file/855
第2版では、減価償却の論点とトレーニングを追加するとともに既存の項目もよりわかりやすくなるように見直しています。
なお、姉妹書『ビジネスセンスが身につく会計学』もあわせてご活用ください!