時価評価ガイドブック―金融商品の時価算定と株式価値評価の実務
- 本の紹介
- 金融商品と株式価値評価を詳説。時価評価に必要な基本事項を解説後、金融商品は約50の個別商品ごとに株式価値評価は上場・非上場株式、種類株式等ごとに評価方法と留意点を解説。
目次
第 1 部 時価の定義と時価算定の基本事項
1 時価とは何か
1 「時価算定会計基準」の時価
2 市場価格のない株式等の価値評価
3 株式買収や事業譲渡,減損に関連する価値評価
4 ストック・オプションの公正な評価額
5 退職給付債務と年金資産の時価
6 不動産の時価
7 仮想通貨(暗号資産)の時価
2 インプット
3 評価技法
1 概 論
2 評価技法/債券等の金融商品を評価する局面
3 評価技法/株式や事業等を評価する局面
4 割引率
1 概 論
2 割引率/金融商品から直接生じる将来キャッシュ・フロー(債券等を評価する場合)
3 割引率/投資先において生じる将来キャッシュ・フロー(株式や事業等を評価する場合)
5 時価評価の調整
1 時価算定会計基準に関連する評価調整
2 株式価値算定に関連する評価調整
第 2 部 個別商品・利用局面ごとの評価と実務上の留意点
Ⅰ 金融商品等
1 債券等
1 国債・地方債・普通社債等
2 転換社債
3 仕組債
4 証券化商品
2 上場デリバティブ
5 上場デリバティブ
3 金利デリバティブ
6 オーバーナイト・インデックス・スワップ
7 TIBOR 金利スワップ
8 テナー・ベーシス・スワップ
9 D TIBOR-Z TIBOR スプレッド・スワップ
10 TORF 金利スワップ
11 想定元本が一定でない金利スワップ
12 コンスタント・マチュリティ・スワップ(CMS)
13 キャップ,フロア
14 ヨーロピアン・スワップション
15 ヨーロピアン・コーラブル・スワップ
16 ヨーロピアン債券オプション
17 CMS キャップ,フロア
18 CMS スプレッド・スワップ
19 バミューダン・スワップション
20 バミューダン・コーラブル・スワップ
21 リバース・フローター・スワップ
22 レンジ・アクルーアル・スワップ
23 JGB リパッケージ・バミューダン・コーラブル・スワップ
4 通貨デリバティブ
24 為替予約
25 通貨スワップ
26 クーポン・スワップ
27 ヨーロピアン通貨オプション
28 デジタル・オプション
29 ギャップ・オプション
30 バリア・オプション
31 ウィンドウ・バリア・オプション
32 アベレージ・オプション
33 アメリカン通貨オプション
34 レバレッジ・クーポン・スワップ
35 コーラブル・パワー・リバース・デュアル
36 ターゲット・リデンプション
5 株式デリバティブ
37 株式先渡取引
38 トータル・リターン・スワップ
39 ヨーロピアン株式オプション
40 パワーEB スワップ
41 新株予約権
42 クオント
6 その他のデリバティブ
43 コモディティ・スワップ
44 クレジット・デフォルト・スワップ
45 バスケット型クレジット・デフォルト・スワップ
46 天候デリバティブ,地震デリバティブ
47 事業に連動するデリバティブ(業績,M&A,ESG)
7 投資信託
48 投資信託
8 貸付金・借入金
49 貸付金・借入金
9 ストック・オプション
50 ストック・オプションの公正な評価単価
51 ストック・オプション/非上場株式の本源的価値
Ⅱ 株式評価
1 非上場株式の評価
〔取得時〕
〔取得後〕
2 上場株式の評価
〔取得時〕
〔取得後〕
3 ベンチャー企業株式(非上場)の評価
〔取得時〕
〔取得後〕
4 種類株式(非上場)の評価
〔取得時〕
〔取得後〕
5 会計目的の評価
〔PPA〕
〔減損テスト〕
6 その他特殊な評価論点-ESG 投資と評価