著者紹介
関 真也(せき まさや)
[プロフィール]
関真也法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士
バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者
漫画,アニメ,映画,ゲーム,音楽等のコンテンツやファッションに加え,XR(VR/AR/MR),メタバース,VTuber/アバター,NFT,eSports等の分野を中心に,知的財産問題,契約書作成,紛争対応,事業の適法性審査等を多く取り扱う。
XR分野では,一般社団法人XRコンソーシアムにて社会的課題ワーキンググループ座長,同メタバースワーキンググループ共同座長を務めるとともに,経済産業省「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー研究会」委員に就任するなど,XRと法に関する調査・研究,政策提言等を行っている。
【略歴】
2007年3月 東京都立大学法学部法律学科卒業
2008年9月 弁護士登録(第一東京弁護士会)(現在に至る)
2008年9月 TMI総合法律事務所で弁護士として勤務(~2019年8月)
2015年5月 南カリフォルニア大学ロースクール卒業(LL.M. Entertainment Law Certificate, the Honor Society of Phi Kappa Phi)
2015年8月 Kirkland & Ellis LLP (Chicago office)で客員弁護士として勤務(~2016年6月)
2016年6月 ニューヨーク州弁護士資格取得
2016年7月 株式会社KADOKAWA 経営企画局知財法務部 担当部長(~2017年12月)
2020年8月 東大データサイエンススクール 事業実務者コース 修了
【役職歴】
東海大学総合社会科学研究所 客員講師(2019年~)
東京工業大学 非常勤講師(2020年~)
日本女子大学 非常勤講師(2021年~2022年)
一般社団法人日本知財学会 事務局(2018年~),同コンテンツ・マネジメント分科会 幹事(2019年~),同ブランド経営分科会 幹事(2019年~)
ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会 部会長(2019年~)
一般社団法人XRコンソーシアム 社会的課題ワーキンググループ座長(2021年~),同メタバースワーキンググループ共同座長(2022年~)
経済産業省「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー研究会」委員(2022年~)
[主な著作]
【著書】
『ファッションロー』(勁草書房,2017年,共著)
【論文】
「バーチャルファッションと法(2)-バーチャルインフルエンサーに関わる知的財産権・肖像権・広告規制-」発明118巻12号38頁(2021年12月)
「バーチャルファッションと法-バーチャル試着とアバター接客に関わる知的財産権・肖像権・広告規制-」発明118巻10号46頁(2021年10月)
「XR(VR/AR/MR)ビジネス参入と知的財産法への対応」研究開発リーダー18巻6号69頁(2021年9月)
「点群データの作成及び利用と著作権-デジタルツイン/ARクラウドを活用した社会の発展に向けて-」パテント74巻8号(2021年8月)
「『触覚・味覚・嗅覚コンテンツ』の著作権保護をめぐる考察」ビジネス法務21巻6号48頁(2021年6月)
「AR広告をめぐる利益調整と法規制」ビジネス法務21巻6号60頁(2021年6月)
「バーチャルリアリティその他人同の能力等を拡張する技術と著作権」知財管理71巻2号167頁(2021年2月)
「著作権法による建築デザインの保護とバーチャルリアリティ空間その他コンテンツ内利用-米国法の議論を参考に-」日本知財学会誌17巻2号29頁(2020年11月)
「拡張現実(AR)を巡る著作権法上の問題に関する基礎的考察」日本知財学会誌15巻3号(2019年3月)
「AR領域における商標の利用-拡張現実技術を用いた新たな使用態様を巡る現行法上の課題-」日本知財学会誌14巻3号(2018年3月)
「いかなる場合にパブリシティ権は表現の自由に優越するか:米国における近時のビデオゲーム関連判決を参考に」パテント68巻7号(2015年7月)