バイオものづくりへの挑戦―バイオファウンドリの成功戦略

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山本 一彦 総監修
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 山本研究室
みずほフィナンシャルグループ リサーチ&コンサルティングユニット

定価(紙 版):3,300円(税込)

発行日:2022/11/22
A5判 / 252頁
ISBN:978-4-502-44411-1

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本の紹介
デジタル×バイオ産業のプラットフォーマーであるバイオファウンドリ。先行する米国の事例等を徹底分析することで、日本のバイオファウンドリを成功させるための戦略を提示。

目次

第1章 注目を集めるバイオファウンドリ
1.1 社会課題解決と経済成長の両立による持続可能性を志向する世界
1.2 バイオエコノミーが持続可能な社会の実現に貢献
1.3 バイオものづくりへの期待
1.4 デジタル×バイオ時代のプラットフォーマー「バイオファウンドリ」
1.5 本書の構成

第2章 勃興するバイオエコノミーと合成生物学ベンチャーの台頭
2.1 勃興するバイオエコノミー
2.2 背景にあるテクノロジーの革新―「デジタル×バイオ」時代の到来
2.3 合成生物学ベンチャーの台頭

第3章 プラットフォーマー「バイオファウンドリ」の研究
3.1 産業バイオとバイオファウンドリのバリューチェーン
3.2 米国ベンチマーク企業3社のビジネスモデルとバリューチェーン
3.3 ベンチマーク企業分析からのインプリケーション
3.4 半導体ファウンドリ分析からのインプリケーション
3.5 エンドマーケット分析からのインプリケーション
3.6 バイオファウンドリの成功戦略

第4章 日本を先進国から転落させないために
4.1 バイオエコノミー時代の産業政策
4.2 バイオ医薬品産業における過去の敗戦
4.3 遺伝子治療バイオファウンドリの企業戦略

著者紹介

山本 一彦(やまもと かずひこ)
[プロフィール]
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 教授
神戸大学大学院経営学研究科(MBA)教授(兼務)
神戸大学先端バイオ工学研究センター バイオエコノミー研究部門長(兼務)
株式会社シンプロジェン(DNA合成)共同創業者・代表取締役社長 兼 CEO(兼業)
住友電気工業株式会社,株式会社野村総合研究所(企業財務調査室)を経て,ベンチャー企業などで財務,経営戦略の責任者を歴任。1998年に独立系ベンチャーキャピタルを創業し,代表取締役に就任。
2016年4月に神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科の教授に就任。2021年12月に株式会社シンプロジェンの代表取締役社長 兼 CEOに就任。
一橋大学商学部経営学科卒業(1988年)

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 山本研究室(こうべだいがくだいがくいんかがくぎじゅついのべーしょんけんきゅうか やまもとけんきゅうしつ)

みずほフィナンシャルグループ リサーチ&コンサルティングユニット(みずほふぃなんしゃるぐるーぷ りさーちあんどこんさるてぃんぐゆにっと)