目次
第1章 [基礎編] サステナビリティで押さえておきたい7テーマ
1 ESG投資とインパクト投資
2 気候変動
3 生物多様性と自然資本
4 人権とサプライチェーン
5 労働
6 SDGsとインパクト評価
7 企業経営とサステナビリティ
第2章 [変革編] サステナビリティ人材とは
1 サステナビリティの担い手を増やす必要性
2 サステナビリティ人材とはどのような人か
3 サステナビリティ人材を発掘し、育成するには
4 企業経営へのインパクト
5 成果をどのように測るか
第3章 [学び合い編] サステナビリティ人材の育成プログラム
1 サステナビリティ人材育成プログラムに求められること
2 レベル別 学習プログラム事例(典型プログラム、時間割)
3 プログラム設計の着眼点
4 重要度の高い構成要素
5 プロセス設計の詳細
6 学習の場の進行役のポイント
第4章 [実践編] ストーリーでわかるサステナビリティ人材育成プログラムの設計
1 育成プログラム実施企業の概要と本章の構成
2 第1段階 サステナビリティ人材発掘・育成の目的を確認し、プログラム全体を設計する
3 第2段階 サステナビリティを「知る・理解する」
4 実施したプログラムの解説
5 終わりに
著者紹介
村上 芽(むらかみ めぐむ)
[プロフィール]
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト。京都大学法学部卒業,日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て2003年に日本総合研究所入社。SDGsと企業経営・人材育成,サステナブルファイナンス支援,子どもの参加論が専門。内閣府「少子化社会対策大綱の推進に関する検討会」検討員,金融庁「脱炭素等に向けた金融機関等の取組みに関する検討会」メンバー,東京都環境審議会臨時委員,大阪府SDGs有識者会議メンバーなどの活動実績がある。
[主な著作]
『図解 SDGs入門』(2021)
『少子化する世界」(2019)
共著に「日経文庫 SDGs入門』(2019)(いずれも日本経済新聞出版)
『サステナビリティ審査ハンドプック』(2022)(金融財政事情研究会)
加藤 彰(かとう あきら)
[プロフィール]
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 シニアマネジャー。
NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー。1989年京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。日本電装(現デンソー)にて半導体研究に従事。2000年に日本総合研究所に入社。民間企業向けコンサルティングに関わり,主なテーマは中期経営計画策定,ビジョン策定,統合報告書策定,部門方針・戦略策定,中堅人材育成/ジュニアボード。参加型の話し合いの場づくりを生きがいとしている。
[主な著作]
『「60分」図解トレーニング ロジカル ファシリテーション』(2014)(PHPビジネス新書)
『ファシリテーション・グラフィック』(2006)
『ワークショップ・デザイン』(2006)(いずれも日本経済新聞出版,共著)
渡辺 珠子(わたなべ たまこ)
[プロフィール]
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト。2002年名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程前期修了。メーカー系シンクタンクにて中国をはじめとするアジア経済やODA関連調査などに従事。2008年に日本総合研究所入社。国内外の社会的企業やインパクト投資の動向調査,インパクト評価,スタートアップ支援,サステナビリティやSDGs関連の人材育成プログラム開発が専門。
[主な著作]
『日経文庫 SDGs入門』(共著,日本経済新聞出版,2019)
『行員のための地域金融×SDGs入門』(共著,経済法令研究会,2020)