失敗しない不動産投資の法律知識

山村 暢彦

定価(紙 版):2,420円(税込)

発行日:2022/11/25
A5判 / 164頁
ISBN:978-4-502-44501-9

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本の紹介
不動産投資を始めようとしている方、不動産投資の経験のある方、次世代に賃貸不動産を遺したい方。人に貸すための不動産購入で失敗しないための法律知識がわかる本。

目次

第1章 不動産投資は儲かるのか?
不動産投資は何をもって成功とする?/不動産投資のキャッシュフロー、手残り問題/出口戦略の重要性/アーリーリタイアと不動産投資/不動産賃貸「事業」としての覚悟/[まとめ]ライフプランの目的と不動産投資/不動産弁護士の大家さん日記①―不動産を購入するきっかけ

第2章 売買:出口戦略での落とし穴
売却時の難しさについて知ろう/売主の「瑕疵担保責任」「契約不適合責任」とは!?/売買契約をノンクレーム・ノンリターンにできる!―瑕疵担保責任・契約不適合責任の免責のその先/実際に瑕疵担保責任や契約不適合責任の問題が生じたら?/売却時の近隣リスクを知っていますか?/[まとめ]出口戦略のチェックポイント/不動産弁護士の大家さん日記②―いざ初購入

第3章 建築:土地仕入れ新築スキームの落とし穴
増える土地仕入れ新築スキーム、その実態とは!?/建築工事の追加工事代金トラブルは未然に防げるか?/工事途中の契約「解除」はできない?/建築会社の破産リスク/良い建築会社を見極めるポイント/建築条件付土地売買には要注意/[まとめ]土地仕入れ新築スキームは儲かるのか!?/不動産弁護士の大家さん日記③―初めての賃貸物件トラブル、給湯器の故障

第4章 相続:収益不動産の遺産承継の落とし穴
節税対策の不動産投資は、儲かるのか!?/相続税対策としての不動産投資で見落とされているリスクとコスト/遺産承継のための「法的手続」/遺産承継のための「事業計画」/[まとめ]残された方のためになる「不動産投資」を/不動産弁護士の大家さん日記④―空室体験と次のアクション

第5章 不動産投資を成功させるために
不動産「投資」ではなく、不動産「賃貸事業」/経営者・事業者が、「人に任せる」ときの心構え/事業としてのリスクヘッジを考える/不動産賃貸事業には、「信用」が大事/[まとめ]人任せにしない「自分でやるんだ」というマインド/不動産弁護士の大家さん日記⑤―1件目の物件売却と今後の方向性

著者紹介

山村 暢彦(やまむら のぶひこ)
[プロフィール]
弁護士法人 山村法律事務所 代表弁護士

専門は,不動産・建設・相続・事業承継。実家の不動産・相統トラブルをきっかけに弁護士を志し,現在も不動産法務に注力する。
日々業務に励む中で,「法律トラプルは,悪くなっても気づかない」という想いが強くなり,昨今では,FMラジオ出演,セミナー講師等にも力を入れ,不動産・相続トラプルを減らすため,情報発信も積極的に行っている。
自身でも築古戸建を購入し,大家業の経験を積むなど,弁護士の枠内に収まらない不動産の知識と経験を有する。大家さん,不動産投資家に寄り添い不動産貨貸トラプルを解決する姿勢から,近年,不動産投資関連トラブルの相談も急増。