詳細解説IFRS実務適用ガイドブック〈第3版〉

あずさ監査法人
山田 辰己 責任編集

定価(紙 版):10,560円(税込)

発行日:2023/08/29
A5判 / 1520頁
ISBN:978-4-502-44611-5

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本の紹介
IFRS基準をすべて網羅し基準に記載はないが重要な考え方まで解説した決定版。基準毎に日本基準との相違、設例、適用上の留意点等を明示。IFRICアジェンダ決定までフォロー。

目次

序章 財務報告に関する概念フレームワーク

第1章 財務諸表
1-1  財務諸表の様式と構成
1-2  財政状態計算書
1-3  包括利益計算書
1-4  持分変動計算書
1-5  キャッシュ・フロー計算書
1-6  会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬
1-7  期中財務報告

第2章 棚卸資産
2-1  棚卸資産

第3章 有形固定資産・借入コスト
3-1  有形固定資産
3-2  借入コスト

第4章 無形資産
4-1  無形資産

第5章 投資不動産
5-1  投資不動産

第6章 減 損
6-1  減 損

第7章 リース
7-1  リース

第8章 引当金、偶発負債及び偶発資産
8-1  引当金、偶発負債及び偶発資産

第9章 法人所得税
9-1  法人所得税

第10章 収 益
10-1  収 益

第11章 従業員給付
11-1  従業員給付
11-2  株式に基づく報酬

第12章 金融商品
12-1  分類及び測定
12-2  減 損
12-3  認識及び認識の中止
12-4  適用範囲及び定義
12-5  デリバティブ
12-6  ヘッジ
12-7  負債及び資本
12-8  金融資産と金融負債の相殺及び金融商品の開示

第13章 公正価値測定
13-1  公正価値測定

第14章 外貨換算
14-1  外貨換算・超インフレ経済下における財務報告

第15章 企業結合
15-1  企業結合
15-2  共通支配下の取引及び新会社の設立を伴う取引

第16章 連結・投資
16-1  連結財務諸表及び他の企業への関与の開示
16-2  関連会社及びジョイント・ベンチャーに対する投資
16-3  共同支配の取決めに関する投資
16-4  分離財務諸表

第17章 その他の論点
17-1  事業セグメント
17-2  1株当たり利益
17-3  後発事象
17-4  関連当事者
17-5  売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業
17-6  政府補助金
17-7  サービス委譲契約
17-8  鉱物資源・剥土コスト
17-9  農 業
17-10  保険契約

第18章 初度適用
18-1  初度適用の概要
18-2  資産及び負債に関する事項(金融商品及び企業グループに関する事項を除く)
18-3  金融商品に関する事項
18-4  企業グループ等に関する事項
18-5  その他の事項

第19章 実務記述書
19-1   経営者による説明 表示のフレームワーク
19-2   重要性の判断の行使

著者紹介

あずさ監査法人(あずさかんさほうじん)
[プロフィール]
有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約6,300名の人員を擁し、監査や保証業務をはじめ、IFRS アドバイザリー、アカウンティングアドバイザリー、金融関連アドバイザリー、IT 関連アドバイザリー、企業成長支援アドバイザリーを提供しています。
金融、情報・通信・メディア、パブリックセクター、消費財・小売、製造、自動車、エネルギー、ライフサイエンスなど、業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、4大国際会計事務所のひとつであるKPMG のメンバーファームとして、143の国と地域に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。

山田 辰己(やまだ たつみ)
[プロフィール]
1976年慶応義塾大学商学部卒業。公認会計士。
住友商事株式会社で決算業務や海外駐在を経験した後、1995年から2001年まで国際会計基準委員会(IASC)の日本代表、2001年から2011年まで国際会計基準審議会(IASB)の初代理事として、IFRS 会計基準の設定に従事。その後は、2011年から2018年まであずさ監査法人のパートナーとして勤務。現在は、中央大学商学部特任教授、公益監視委員会(PIOB)指名委員会委員、上場企業の社外取締役を務めている。