- 本の紹介
- データの利活用と個人情報・プライバシー保護を両立させるポイントを解説。NTTドコモ、ジェーシービー、ソフトバンク、リクルート、日本放送協会などの先進事例を紹介。
目次
第1章 なぜ今、プライバシーガバナンスなのか?
1 後を絶たない炎上事件
2 グローバルに加速するプライバシー保護
3 法改正を先取りして、プライバシーガバナンスの構築を
4 本章のポイント
第2章 プライバシーガバナンスとは何か?
1 プライバシーガバナンスの全体像
2 ガバナンス構築の進め方
3 本章のポイント
第3章 ガバナンスの中核「プライバシー保護組織」を立てる
1 機能する体制構築のポイント
2 プライバシー保護組織の任務の実際
3 本章のポイント
第4章 プライバシーポリシーで信頼を獲得する
1 プライバシーポリシーだけでは消費者に伝わらない
2 消費者に伝わるプライバシーポリシーとは?
3 プライバシーポリシーを作成する際のポイント
4 本章のポイント
第5章 プライバシー影響評価(PIA)とデータマッピングを使いこなす
1 プライバシー影響評価(PIA)がプライバシーガバナンスを促進する
2 データマッピングとPIAを有機的に結び付ける
3 本章のポイント
第6章 プライバシーテックで持続可能な運用を実現する
1 なぜ、プライバシーテックが有効なのか
2 プライバシーテックを構成する5つのコア機能
3 プライバシーテックは企業のプライバシーガバナンスの成熟度に応じて活用する
4 本章のポイント
第7章 プライバシーガバナンスの未来を行く
1 ガバナンスを定期的に評価して、よりよいものを目指す
2 ガバナンスを対外的に発信し、顧客や社会からトラストを獲得する
3 消費者のメンタリティは、活用よりも保護
4 プライバシー保護に投資できなければ、パーソナルデータを取り扱えない時代が来る
5 データポータビリティでGAFA等からデータを取り込む
6 本章のポイント
- 担当編集者コメント
- DXに必須のプライバシー対策を実務視点で解説!
データ活用と個人情報保護を両立するためのポイントを整理したDX、法務、事業開発部門の必読書。
NTTドコモ、JCB、ソフトバンク、NHK、リクルートなどの実践事例を紹介。
「 筆者らは、ビジネスの現場で、パーソナルデータ活用とプライバシー保護を両立させるために奔走するクライアント企業へのコンサルティングを通じて、実にさまざまな課題と向き合ってきた。いずれの課題もクライアント固有の事情に基づくものではあるため、オーダーメイドで解決を支援するのだが、いつしか、プライバシーガバナンス構築に必要なピースが揃うまでになっていた。本書は、こうした支援の積み重ねで得られた知見から、普遍的なエッセンスを抽出して取りまとめたものである。 」 (おわりに)